表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

5分前

2月28日


PM18:00

渋谷。


-臨時ニュースです!たった今、政府官邸が発表したことによると、あと数十分で、いや・・・あと5分で世界は終わってしま・・・・。-



大きいモニターの電源が切れた。同時に、渋谷全体の、あの若々しい雰囲気が一瞬で消えた。

普段よく流れて耳にしている渋谷の街の良い意味での混乱は、その反対の意味となって、

叫び声と嗚咽で充満していた。


「死にたくない!」



「消えたくない!」


「助けて!」



泣きじゃくる子供、抱き合う恋人、ただ立ちすくむ人。


信号は消え、車も動かず、交差点には人の波。


その世界の崩壊の5分前で、唯一1人冷静な高校生がいた。


交差点の真ん中に立ち、あたりを見回した後、彼は下を向きブツブツと語りかけていた。


その会話のさなか、まるでプツンと電源が切れたかのように、世界は終幕を迎えた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ