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ミックスジョブオンライン〜ラノベ作家はネタ集めの為賞金付きVRMMOに不遇職で挑む  作者: モトマル
4月3日①お米探しと満腹度実装

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244.休養前のお駄賃とユサタクの意外な新ジョブ

(よ〜しよし!またまたタイム短縮!やり始めが早かったとはいえ、ギルド開館前に完璧に完成!)


ユサタクから休養命令を下された俺だったが、ログアウトするまでの時間は行動レベルを下げるつもりはない。逆にタイムリミットが定まった事で、短い時間でより効率的に動こうという方に意識は定まっていた。

それは朝のルーティンである畑仕事や新聞要約などの決まりきった動作にも当てはまっている。


「さてと、アマネに新聞も渡したしな。後は【見習いカメラマン】の為に読書三昧&気晴らしの写真撮影、そんで余ったMPは電池に充電って流れになるかな」

「ははは、休むのが決まった後でも、ソーイチがバリバリ働くんだな」


「ははは、ゲームやし仕事って感覚は薄いけどな」

「ははっ、確かにな。ところで、後ちょっとで俺との師弟契約が切れるんだが、把握済みだよな」


「あっ、そういえばフワフワの次の日に2枠目が解放された時に契約結んでたな。じゃあ、もうちょっとでお駄賃貰えるんやな」

「師弟の結果をお駄賃って。……まあ、いいか。それよりゲーム始めてからド忘れ酷くなってないか?これやり始めてからド忘れ何回目だよ」


度重なるド忘れ発覚シーンを見てきたユサタクが、心配そうに尋ねる。


「確かに、8倍の情報が一気に脳に流れてオーバーヒートって可能性もあるかもな。ただ時間系でのド忘れはまず間違いなく、ゲームとリアルの時間設定が違いすぎるせいやろ?」

「まあ、この世界ってカレンダーやリマインダー機能ってなさそうだしな。俺も初めて時間加速採用のゲームに参加してた時、終始混乱してたから気持ちは分かる」


「へぇ〜、時間加速のゲームあるあるなんやな」

「ああ。でも今回の師弟契約の期限は、ゲーム内で簡単に確認できるんだぞ?」

「えっ、マジで?どうやってやんの?」


「まず、ステータス画面を開くだろ?その時に、師弟関係の所をタップすると、残り時間が表示されるんだよ」

「へぇ〜……ホンマや、残り35分って出るな」


言われた通りに操作を行うと、確かに残り時間がポップアップした。(因みに、昨日契約が満了し空きスロット状態の方には、契約可能と表示されていた)


「これ師弟契約の機能を解放した時点で説明必須やろ。なんでギルドの人は教えてくれへんかったんや?怠慢ちゃうん?」

「待て、早まるな。実はプレイヤーとNPCで確認できるステータスに差があるんだよ」

「ステータスに差?……あ、ああ〜。そういえば【見習い付与魔術師】に転職した時、そんな説明受けたかも?」


初めて付与魔術師ギルドに行った時、少しだけドタバタしたのを思い出す。


「なんだ、既に経験済みだったのか。それなら話は早い。大体の機能はベータ版のラストまでに【オモイカネ】とギルドの努力で共有出来てたんだが、師弟契約は正式サービス後の発見だろ?」


「まあ、発見者が俺やし、そうなるな。という事は……」

「発見者のお前が気づかなかった機能について、ギルド側が説明出来るはずがないんだよ」


「先駆者特有の情報不足のせいか。ゲームの世界観から考えたら、プレイヤーと住民の協力で機能発見ってのも納得は出来る。ただMJOの運営さんも、システム周りは融通きかせてくれたらよかったのにな」


「ははは、確かにな。でも小技の発見とかもレースの一部と考えてるのかもな」

「そうかもな……。よし、学んだ!もう二度とこんな目に合わんようにするわ」

「ああ、そうしてくれ」


実は発見者なのに機能周りで後れを取っていた事実にショックを受けた俺。そのリベンジの為にも、次に新機能発見したら、絶対にシステム周りをいじり倒そうと心のメモに刻み込んだ。

「ステータス記録ヨシ!MP・ST使い切りヨシ!うん、後は待つだけやな」

「大袈裟すぎだろ。というか契約期間中にいくら稼いだのか記録してるし、今からでも手に入る経験値の計算出来るぞ」

「ストップ!せっかくの楽しい不労所得ゲットイベントやのに、事前に知るとか無粋すぎ!」


せっかくワクワクしながら待ち侘びているのに、それをぶち壊すような事を言ったユサタクにデコピンを1発ぶちかます。


「イタっ!確かに無粋だったし、経験値については黙っとくよ。だがらソーイチ、トップクランのリーダーがどれだけ稼いだのか、楽しみに待っていてくれ!」

「……こんだけ大見得切ってフワフワ以下やったら、面目丸潰れやな」

「グフっ!……ありそうな未来を語るのは辞めてくれ、心が折れる……」

「す、すまん。って、キタキタ!」


ー【ユサタク】との師弟期間が終了しましたー

ー【ユサタク】との師弟期間が終了しました。期間中に獲得した経験値の5%を加算しますー


ーソーイチのレベルが22に上がりましたー

ー文武両道のレベルが4に上がりましたー

ユサタクと駄弁っていた中、待望のシステムアナウンスが流れる。同時にレベルアップ通知もフワフワの時に匹敵する量が流れた。


「おっ、結構上がってるやん。さすがリーダー様、経験値がっぽり稼いでるんやな」

「まあな。それより、キャラレベも上がったなら全回復してるだろ。勿体無いしアーツ1発分減らしとけよ」

「ちょい待ち。記録だけ先終わらせるわ」


経験値に影響が出ないように、ステータスをスクリーンショットで急いで保存。その後はアーツでSTとMPを20程使っておいた。


「これでよし!次はチェック作業やな」


こうして自動回復分が無駄にならないようにした後、獲得経験値をジョブ毎にまとめていく。そんな中、ある一点に俺の視線が止まった。


司書:243EXP


「はぁ!?いつの間にお前、サブジョブに【司書】選んでたんや!?」

「ははは、ビックリしたか?」


その項目を見た瞬間、慌てて問い詰めた俺に対し、ムカつくくらいのドヤ顔でユサタクは頷いたのであった。

次回は明日か明後日の午前6時に更新予定です。


ブックマークや評価・誤字報告していただきありがとうございます!!

今後とも本作をよろしくお願いします。

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