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聖女君と呪いの王子の異世界生活〜5人の友人付き〜  作者: 橋本衣兎


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異世界転移は突然に ③

「」は普通の会話 『』は過去や電話など

〈〉は小声で話している () は心の声や動作


・・・は時間経過 ***は話し手交代


○○○は過去振り返 ー文章ーはナレーション











まず、剣一(けんいち)はと言うと、


「剣の太刀捌きがなってない!筋が良くても此処まででは、すぐに魔物の群れに食い破られて死ぬぞ!あと100回!」


「はい!!」


「それが終わったら腹筋100回、スクワット100回だ!」


「はい!!」


リュカ様からの推薦で、騎士団の人達に訓練場でみっちりの修行をつけられてるんだよなぁ。

剣道やってたから、剣の太刀筋とかは良いし取得したスキルもあるから、強くはなってるとは思うが、、、、大変そう。


騎士団の人達は流石と言うべきか、筋骨隆々でみんな強そうなオーラで溢れている。


剣とかあんまり詳しくないけど、剣と剣が交わる音とか擦れる音が凄いし、迫力もある。

訓練場内を圧巻してるって言うか、とりあえず凄い。


剣一はこの世界に来た影響なのか、チーターの獣人になってた。

まぁ、逃げ足は早かったし、納得納得。


ー因みに剣一はスキルを使おうと持って居た剣道の竹刀を破壊してしまった為、今直して貰っている。それもあって無我夢中で訓練しているのだ。一度でも止まれば、思考は大事な竹刀の事で埋め尽くされるからだ。そしてそんな剣一の様子を見た騎士団員達はやる気があるんだと勘違いをしてペースアップをしているのであるー


「リュカ様、剣一の為にわざわざありがとうございます」


「全然良い。それに、彼自身から「力を付けたいんです!」と、申し出が出たしな」


「そうですか」


「それと、千結(ちゆ)、君は俺の事を様付けはしなくて良い。同じ立場だから」


「わ、分かりました。えっと、リュカ、、、、さん」


「さん付けか笑、まぁ良いか」


お気に召されたらしい、良かった。

続いて、(まこと)はと言うと、


「魔力を手のひらに集める様に、エネルギーだと頭の中で変換して」


「はい、、、、スゥ、、、、ふんっ」


「うん、その調子だ。手のひらに集まったら次は、体全体にゆっくりと行き渡らせてみなさい」


「はい!、、、、ふぅ」


誠は全属性の魔法が使えるからと、王宮魔術師から指南を受けている。

これに関しては誠自身からお願いしたらしい。側から見たら地味に見えるけど、難しいんだろうな。と、思う。


だって、あのなんでもそっなくこなす誠が眉顰めてるし。


初めて見たわ、あんな表情。


それに、薄っすらと誠の体から膨大な魔力の行き来を感じる。聖女だからか、分かんないけど。

王宮魔術師さんはなんか目をキラキラさせて指導してるし、Win-Winの関係って事かな。


んで、誠もこの世界に来た影響で、エルフ族?らしくて、紺色の髪に碧眼。紺色のエルフ族は珍しいらしい。


ー誠は魔法の事を事前に習っておりイメージが大事だと知り、魔法の練る際はネルネルネルネを練っている時か握力で腕に力を入れている時の事を思い出しながら実践している。だが、それが案外良かったせいで、王宮魔術師は感心して更に難しい難問を出し続けるのをまだ誰も知らないー


「彼、結構レアだと、魔術師団長は言っていた」


「そうなんですか?と言うかあの人、魔術師団長なんですね」


「あぁ、全属性魔法を使える人は王宮魔術師でも100人に1人の割合だ。それに、彼は多分それを平等に使える。それは、SSRとも言って良い」


「、、、、この世界にもそう言う言葉あるんだ」


まさか異世界でSSRって言葉聞くとは思わんかった。


それで、次は(ねい)、寧はと言うと、


「はい、2匹同時に違う命令を頭の中でやる。やってみろ」


「はい、、、、えっと、、、、難っ、、、、出来た」


「、、、、よし。次は3匹同時だ。これは2匹は同じ、1匹は違う命令だ。出来るな」


「この鬼!!」


、、、、なーにやってんだ。

おっと、失礼。


寧はテイマーと言う職業だったので、同じテイマー職で王宮で育てられてる動物の世話をしている人達に弟子入りしてるらしい。


あの寧が作業着着ながら、動物達に話しかけてる姿を見るのはなんか、新鮮と言うか、ある意味短時間で成長した姿を見て感動と言うか。


動物達は、寧に命令された行動をしてて、寧頑張ってるなぁ、って思うけど、、、、寧の場合は動物達に好かれるフェロモン出てんな、あれ。


それで、寧もこの世界に来た影響で、鬼人族らしくピンク髪にオレンジ色の目。

流石寧、異世界でも派手だわ。


ー寧は動物達に軽々と命令をしているが、動物達の様子を見て、言い方とか変えた方が良いよなぁ、とか、そもそも匂いで反応するんなら、動物が好みやすくて臭すぎない方が良くね?と思いながら匂いを変えている。咄嗟の判断力の良さを見て感心しながら、テイマーは心の中で虫のテイムも安心だな、と思っている。が、寧は虫が苦手であるー


「色んな動物居るんですね。なんか異世界っぽい動物も居るけど」


「あぁ、保護したりしているからな。テイマー達には恐怖心などトラウマを取って貰っている」


「へぇ~、良い職業ですね」


「そうだね。ただ、動物を愛し過ぎて過去に動物を虐待してたやつを地獄に葬り去ろうとした奴が、、、、この先は聞かないでくれ」


「その人一体何やったんです、、、、!!?!?」


なんか最後気になった言葉が耳に届いちゃった!


まぁ、聞く勇気はないがな。

そして次の、(りん)はと言うと、


「よし、次は8つ連続で的に当てろ。半分は動く、半分は魔法で防ぐ。全部当てれたら褒美をあげよう」


「はーい、、、、バンっ、バンっ、、、、バンっ、、、、出来た」


「流石だ、鈴。最後は、10連続だ。お前なら出来るだろう、期待している」


「オッケー、、、、、、、、ズドンっ」


、、、、ゲームかな?

じゃなくて、そうじゃないんだよ。


鈴は複数のスキルを獲得しているせいもあって、現在は狙撃魔法の技術上げをしている。

あの鈴多分これゲームだと思って楽しんでるだろうな。


鈴は手を銃の様な形にして、魔法陣を成形、そこから様々な魔法を撃ち、的を貫く。ただその行為が凄い、んだよな。


イメージするのが得意な鈴だからこそ、水魔法から火魔法、風魔法から土魔法って瞬時に変えれる。

その技術だけはマジ羨ま。

ただ、魔力の使い方、だと省エネなのか、少量の魔力で形成してるよな、アレ。


流石、無駄な事はしないがモットーの鈴だわ。


んで、鈴もこの世界に来た影響で確か猫の獣人とエルフ族のハーフで金髪碧眼だ。

なんか混ざり過ぎず、だけど混ざってる感じ、流石鈴だと思ったわ。


ー鈴は筋が良い。なんでもそつなくこなすタイプなのもあるが、手っ取り早くなんでも物事をマスターしていくタイプだ。ゲーム感覚でやっているが、それを楽しんでいるのもあり、飲み込みが早い。狙撃魔法に関してはゲームセンターで培った技術が役に立っていると鈴は思っている。そんな様子を見て魔術師は俺の弟子、天才!?と感動しているー


「鈴は凄いね。元の世界でも何かやってたのか?」


「まぁ、ゲームで磨き上げたんだと思いますよ。無駄がないって言うか」


「ほぉ。彼は強くなるだろうね。俺は今そう確信したよ」


「多分それは正解ですね」


鈴は元から強い。

そしてそして、最後は(はるか)。遥はと言うと、


「遥!こい!少しでも傷を付けれたら直々に指導してやる!」


「はい!!、、、、どうですか!?」


「まだまだだ!!ウエイトを鍛え上げろ!!」


「YES BOSS!」


何処の軍隊だよ。

引いちゃったよ、俺。


遥は、なんかゴリラ、いや、ゴリラに失礼か。なんか兵士達に武器持ちながら突進してる。

確か、スキルがスキルだからか、兵士達に鍛え上げて貰うんだ、とか言ってた記憶はあるけど、まさか真のゴリラ化計画を練っていたとは。


どするんだよ、これ以上ゴリラ化されても対処出来ねーよ!俺達!!!


ー遥は持ち前の運動神経の良さと獲得したスキルを使用して、ゴリラへと進化しようとしている。それを察した兵士達はそれに協力するかの様に訓練をしているのであった。彼女のゴリラ、いや、物理最強への道は今開かれたのであるー


「彼女、兵士達に自ら志願したんだよ。兵士達驚いてた」


「マジ申し訳ない。まぁでも、やっていけるぐらいの根性と気力は持ってるんで安心して下さい!」


「千結、信頼してるんだね。それに、俺だってやれないとは思ってないよ。彼女、第一騎士団長に惚れたからね、あの度胸は流石だよ。さっき求婚してたよ、俺ビックリしたね」


「、、、、あの馬鹿!!」


俺の見てない所で問題起こすなっていつも言ってるのに!!

あとで菓子折り持って行かなきゃ。


これ以上、俺を悩ませないで!!!!!!お願いだから!

頭抱えちゃうよ!いや、もう現実で頭抱えちゃってるけども!


そんな俺の事なんて露知らず楽しそうに訓練してる遥に説教したくなる。


「アレほど人様に迷惑はかけるなって釘刺して育てたのに」


「千結は育ての親か何かか?笑、、、、だが、千結は友想いなのだな」


「謝るのはこっちなので。、、、、んーまぁ、友達想いってのもあるけど、幼馴染で家族同然で育ったから、家族って感覚が強いんですよ」


「そうなのか」


「だから、異世界転移して遥達が居たのは心強かったのが正直な話です。まぁ、俺のせいで来たんですけど」


「それを言うならこちらのセリフだ。こちらの不手際で来たんだから」


「なんか、このままだとどっちが悪いか競走になりそうなんで、辞めましょう」


「そうだな、そうしよう」


どっちが悪いか論争は終わりが見えんな。


それにしてもリュカ様、じゃなくてリュカさんは優しいな。王子なのに、いや王子だから人に優しく出来る、って事なのだろうか。


俺も見習いたい所存だ。

今、初めて所存、って言葉使った気がする。


それと、遥達もこんなに頑張っているのであれば俺も頑張らなければだ。

聖女って何すれば良いかイマイチ分からんが、とりあえず頑張ろう!とは思う。


聖女に選ばれたのであれば、俺は聖女としての期待に応えたいし、それに向き合う覚悟は出来てる。まぁ、まだ血生臭いものとかは無理かもしれないけど。


俺には支えてくれる幼馴染と、頼りになるリュカさんが居るんだもん!

頑張らずに諦めて何もやらずに諦めるのは、ただのゴミ!!選ばれたのであれば、出来る事を少しでもやりたい!

いや、やらせて欲しい!!


「なんだか、千結やる気に満ち溢れてるね」


「え?そうですかね?」


「分かるよ、それぐらい」


やべ、やる気が溢れちゃってた???照れちゃうなぁ〜笑


って、そう言ってる場合じゃねーか。
























































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