表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生できたので自由に生きたい  作者: 霜月満月
第5章 帝国編2
100/289

100話 苦手な事

さて、ワイバーンの解体をすべく陛下に連れられて軍の訓練場の一角に来た。


とりあえず、料理長が買い取りたいと言っていた分の1体と私達がお昼に食べる分で計2体ストレージから出して、兵士さん達が解体してくれている。


ちなみに私は解体に参加してない。

何故か。理由は簡単だ。


「‥‥‥‥うわ‥‥‥やっぱ無理‥‥」


とワイバーンから目を反らすべく後ろを向いた私。

そしてすかさずリラックスの魔法を使った。


内臓とか出てるんだよ?

‥‥‥グロくて見てられないっての‥‥

これは転生しても変わらないな‥‥‥


「ん?どうした?‥‥‥へ~。マリンでも内臓とか無理なのか。」


「でもとはなんですか、でもとは。陛下は私をなんだと思ってるんですか?」


「いや、マリンにも苦手なのとかあるんだなと思ってな。

‥‥でも、やっぱり女の子だな。」


「‥‥‥‥血抜きまでは大丈夫なんです。解体もやったことはあるんです‥‥‥魔法ありでですが。」


「そうなのか。‥‥あれ?でも去年の黒竜は?」


「あの時は襲撃者を捕まえてたじゃないですか。‥‥見てないです。」


「ああ~。確かにそうだな‥‥じゃあここにいても辛いだけだろ?散歩してきていいぞ。」


「え?いいんですか?」


「ああ。分かりやすいところにいるか、頃合いみて戻って来てくれたらいい。」


「やった!ありがとうございます!‥‥では失礼します。」


「おう。‥‥‥‥早いな‥‥よっぽど見たくなかったんだな。」


「その様ですね。」


早速、尚且つ素早くこの場を去りました。


私が早々に解体から離れて向かった先は、城内で分かりやすく、尚且つ私の癒しの場所となった庭園である。


「‥‥‥相変わらず綺麗だなぁ‥‥」


〈あ、マリンだ!〉


〈本当だ!〉


〈遊びに来たの?〉


「う~ん。遊びに‥‥じゃないかな。花を見にきた。」


〈そうなんだ。〉


〈綺麗だもんね。〉


「うん。そうだね。‥‥そういえばみんなの色が違うのってそれぞれの属性の色?」


〈そうだよ~。〉


「あ、やっぱりそうなんだ。」


〈うん。〉


「私は精霊王の加護ももらったし、全属性使えるけど、みんなの影響受けるとかあるの?」


〈私達の影響?〉


「例えば想定外の威力が出るとか。」


〈ううん。ないよ。〉


〈私達の影響が出るのは個人的に契約したとかだけだよ。〉


「えっと‥‥精霊魔法みたいなこと?」


〈そんな感じ。〉


〈マリンは精霊王様の加護だけだから問題ないよ。〉


「へ~。じゃあ浄化魔法の使い手として守ってもらうだけでいつも通り?」


〈そうだよ~。〉


〈ねぇねぇ、マリンはいつまでいてくれるの?〉


「ん?えっと‥‥2日後に帰るよ。」


〈そうなんだ‥‥また来る?〉


「うん。来年も来るよ。」


〈そっか。じゃあまた会えるんだね!〉


「うん。」


精霊達と話していると、背後から声が掛かった。


「マリン。」


「ん?あ、レグルス。シリウスとリゲルも。どうしたの?」


「マリンを呼びに来たんだよ。父上が呼んでる。」


「あ、解体終わったの?」


「ああ。」


「じゃあ戻らないとだね。‥‥じゃあ精霊さん達またね。」


〈うん。〉


〈またね~!〉


「3人共、行こ。」


「「「ああ。」」」


そして、解体場所に向かいながら話し始めた。


「精霊達と話してたのか?」


「うん。あそこは綺麗だし、精霊達がいるから癒されるんだよ。」


「なるほどな。私としては嬉しいよ。庭園を気に入ってもらえたようで。」


「それはもう!」


「ところでマリン。なんで解体場所から離れてたんだ?」


「‥‥‥その理由は一つでしょ。」


「「「なんだ?」」」


「内臓とか‥‥あんな気持ち悪いの、見てられる訳ないじゃない‥‥」


「「「え?」」」


「なによ?3人も陛下と同じ事言うわけ?」


「えっと‥‥ちなみに父上はなんと?」


「私「でも」内臓とか無理なんだなって。」


「‥‥‥ごめん。同じ事思った。」


「「俺も。」」


「正直でよろしい。‥‥‥私にも苦手な事ぐらいあるよ。血抜きまではなんとか平気だし、解体もやったことはあるんだけどね‥‥リラックス使わないと無理だった。」


「そ、そうか‥‥‥でも今の話聞いてむしろ安心したかな。マリンも普通の女の子だなって。」


「ああ。そうだな。」


「まあ俺も無理だったが‥‥」


「リゲルも無理だったんだ‥‥ってあれ?3人共解体場所行ったの?」


「ああ。行ったからマリンを呼びに派遣されたんだよ。」


「そっか。‥‥それで、リゲル。辛いならリラックス掛けようか?」


「ああ‥‥‥頼む。」


「うん。【気分鎮静化(リラックス)】」


「‥‥‥‥‥ありがとう。楽になった。」


「どういたしまして。‥‥‥あ。着いたね。」


「ああ。‥‥‥父上!」


「ん?‥‥‥おう。戻ってきたか。」


「お待たせしました。‥‥‥おお‥‥さすがに見ても平気な状態にしてくれてますね。」


「当然だろ‥‥?2人も苦手なやつがいるしな。」


「えっと‥‥料理長は買い取りたい肉は取りましたか?」


「ええ。勝手に申し訳ありませんが、下の者に調理場に持って行かせました。」


「構いませんよ。むしろ差し上げようかと思ってましたから。」


「いえ!それはなりません!」


「料理人の聖域たる調理場に入れて頂いただけでなく、優しく接して頂いて。これでご恩返しになるか分かりませんが、差し上げた肉を皆さんで食べて頂きたいのですが‥‥駄目でしょうか?」


「お気持ちは嬉しいですが‥‥折角手に入れたのに‥‥」


「元々ワイバーンの方から襲って来たのを返り討ちにしただけです。わざわざ討伐に向かった訳じゃありません。それにまだ13体分も残ってるので1体ぐらい構いません。」


「料理長。マリンがこう言ってくれてるんだ。受け取ったらどうだ?」


「陛下‥‥。分かりました。マリン様のご厚意、有り難く受け取らせて頂きます。ただ、我々は肉だけでいいので、他はマリン様のお好きな様になさって下さい。」


「はい。分かりました。」


「じゃあマリン。他の素材は俺達の方で買い取りたいんだがいいか?」


「はい。勿論です。2体分お願いします。」


「お。2体分いいのか?」


「はい。今のところ使い道がありませんし、まだストレージの中にいますし。」


「そうか。ありがとな。」


「いえ。解体を押しつけてしまいましたからこれぐらいは。」


「マリン達はワイバーンの肉を昼食で食べるんだよな?」


「はい。余るでしょうけど、それはストレージに入れておけばいつでも食べれますから。」


「そうだな。じゃあマリンも自分の分の肉を持って行ってくれ。残りの素材とかで見て、換金するから。」


「分かりました。」


そして、解体後のワイバーンの肉の塊をストレージに入れた。


「あの、兵士さん達。去年も今年も解体をお任せして申し訳ありません。そしてありがとうございました。」


「いいえ。これぐらい構いませんよ。解体は苦手なのでしょう?それは仕方ないことです。マリン様の今のお言葉で十分ですよ。」


と兵士さんの一人が言うと、他の兵士さん達も笑顔で頷いてくれた。


「!‥‥‥良かった。ありがとうございます。」


それから私達は昼食にワイバーンの肉をステーキにして(他の調理法知らないからね。)朝作っていたコーンスープを魔法で冷やしたのと、ご飯派とパン派に分かれたものの、食べ終えると当初の予定通り、元帥様が今いるであろう場所に向かった。


陛下、レグルス、シリウス、リゲル、ベネトさんを連れて、私がアンデッドを浄化した魔物の森の奥へ向かうと、そこにいたのは‥‥


改稿や修正をしていった結果、ここで100話。

なんと微妙な‥‥

きりのいい話数なのに内容が微妙とは‥‥

仕方ないのですが。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ