射撃管制って何?
「3」「2」「1」「ドッカーン」
「わーい」「なぜなにじえいたい」
「はいはーい、みんな元気? 私は見ての通り元気いっぱいよっ。そしてーあっ、私は解説の和美お姉さんよ」
「……僕は護衛艦の妖精しまゆき君さ」
「笑ったわねしまゆき君? 私の失敗を!」
「わ、笑ってないよ。それに失敗じゃないよ、ただの言い間違いじゃないかっ」
「そ、そうね、今のはとちってないのよ。フフッ、分かってるじゃないしまゆき君」
「フゥ、それじゃあ今週のお題はなにかなお姉さん?」
「今週も一分隊の『班』を解説していくわ。でも注意事項があるの」
「注意事項? まさか先週も言ってたみたいだけど、他の班のことはー」
「そうよ、そんなに詳しくないの。だからそのつもりで聞いてね」
「それでよく解説しようと思ったねお姉さん」
「し、仕方ないじゃない! 同じ解説を何回もやるよりかはまだましよ」
「それはそうだけどさぁ。ま、いいか、それでこの番組が続くなら」
「そうよ贅沢言っちゃダメよ。それじゃあ始めるわね、今週のビックリドッキリーじゃなかった班は射撃管制よ」
「略して射管、て言ってたやつだね? それでこの射撃管制員はどこでどんなことをしてたの?」
「えっ?」
「だから何処で、どんなことを、してたのっ」
「いきなり革新的なことを聞くのねしまゆき君。私にどう答えろと言うの?」
「いや解説でしょ、解説してよお姉さん」
「そ、そうね、解説ね。分かってるのよ、うん。場所はね多分二番砲の前でペイント庫の上なんだけど、そこに透明な人が三人ぐらいは入れるドームがあるのよ」
「ほうほう、そこで何をやってるの?」
「何って、射撃の管制よ。他に何があるってぇのよ」
「……まあそんなとこだろうね、他に知ってることは?」
「む、昔の大砲だから色々と人力でやってるのよ。今はもうこの射撃管制自体が無くなってるかもしれないわね」
「そうだね、まきぐもの大砲は起動させるのに大量の真空管使ってたからね」
「ええ、だから昔のテレビみたいにスイッチ入れても暫く動かないのよ。あっと話が反れたわね、因みに射撃を開始するときに『方向監視員、記録員配置に付け』という号令がかかるの。多分その監視員は射撃管制員じゃないかな」
「記録員は?」
「作者がよくやってたんだって。ストップウォッチと渦巻きが書かれた用紙を使っていたそうよ」
「へえ、詳しく聞きたいけどもう時間だね」
「あらそうね、じゃあ次回は射撃ね」
「それじゃあみんなー」
「「バイビーー」」
ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。




