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防水訓練。その二。

「3」「2」「1」「ドッカーン」


「わーい」「なぜなにじえいたい」


「みんな元気ー? 私はねぇ、もちろん元気よ。と言うことで私は解説の和美お姉さんよ、そしてー」


「僕は護衛艦の妖精しまゆき君さ。今週は先週の防水訓練の続きだね、お姉さん」


「えっ、あ、そうだったかしら? それよりしまゆき君さー」


「待った、又時間稼ぎするきだね? いいかげんそんなセコイことは止めようよお姉さん」


「うっ、今日は一段といじわるだね」


「そりゃあ何のかんので今日までご飯をタカられたら意地悪にもなるさ」


「今朝はカップ麺だったよ。それも百五十円の」


「ちゃんとプチトマトを二つ付けてやっただろ。僕はお姉さんの健康も考えてるんだから」


「それはどーも! ありがとねっ」


「いやいや、礼には及ばないさ。よし、昼はチキンラーメンを出すよ、ちゃんと卵も付けてね」


「……そろそろインスタントはー。もういいわ、始めましょ。フフッ」


「ハッ、しまった、又時間稼ぎに加担してしまったっ」


「はいはい、防水訓練の続きね。最後は大きな破孔だったわね」


「ㇰッ、来週こそは。それで大きな穴ってどれぐらい大きさなの?」


「えっとね、大きいと言ってもそんなに大きくはないのよ。大体縦が五十センチ横が一メートルぐらいの箱で押さえられるほどね」


「箱? 箱を穴にかぶせるの?」


「そうよ。かぶせた箱の裏側に角材でつっかえ棒をかませるのよ、角材だけじゃ押さえられないから楔も使うわ」


「楔も使うとなると難しそうだね」


「ええ、平らな壁と壁だったら楽なんだけど、使うのが丸い支柱でうまく嚙み合わないのよ。ほとんど抑え込むことができずに、想定全員溺死。となるわ」


「溺死判定されたらどうなるの?」


「その場でプカプカ、と浮かぶことになるわ。あ、夏だったから寒くはなかったそうよ」


「冬もやるのかなぁ、冬は厳しそうだね」


「冬はどうかな、たぶんやってないと思うけど。そうそう作者は丸タンクで顔に少し火傷をしてたので、水が気持ちよかった。って言ってたわ」


「何やってんだか。って、やっぱり火傷しちゃうんだね」


「そりゃそうよ、炎を消すのだもの一応教官が付いてるけど作者の様なドジっ子はいろいろやらかすわよ」


「うーん、教官も大変だ。あ、そろそろ終わる? 少し早いけど」


「そうね、じゃあ次回は「夜間対艦戦闘」でも解説しましょうか」


「旧海軍が得意だった夜戦だね」


「そうだけど魚雷じゃなくて砲での対艦戦ね。護衛艦は短魚雷しか積んでないから」


「最近はミサイル戦だから今も訓練してるのかなぁ」


「さぁ、以前も夜の実弾射撃はほとんどやんなかったからどうだろ」


「知ってる人が居たらおしえてよね。それじゃあみんなー」


「「バイビーー」」


 ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。

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