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萌えは世界を救う  作者: 降木星矢
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尾行

 まさかこんなにも簡単に見つけられるなんて……。

 変質者の集団を探してひとまずカフェで休みながら探すことになったのだが、俺達は変質者集団の一人を見つけることが出来た。

「よしっ、じゃあすぐに追いかけるよっ!」

 ターゲットを見つけたエリはすぐさま立ち上がって追いかけようとする。

「うん。だ、だけど落ち着いてっ。もしバレたらまた面倒事になるからくれぐれも気をつけてね」

「分かってるわよっ。さ、早く行くわよっ」

 本当に分かっているんだろうか……。

 まぁ、楽しんでいるようだししばらくは様子を見ていよう。

 とにかくこのままターゲットを尾行して、敵のアジトやら有力な情報やらをなんとしても集めよう。

 変質者集団さえ捕まえればリアスさんの仕事が減り、無事に可愛い女の子達がいっぱい出てくる小説を書いてもらえるはず!

 ということで俺はテンションがあがっているエリを落ち着かせながらも、尾行を開始した。




「う〜ん……一体どこに向かってるんだろう……」

「まぁ、しばらくの辛抱だよ。もしかするとただ家に帰ってるだけかもしれないしね」

 変質者集団を尾行しながら俺達はゆっくりと、そして相手に見つからないように慎重に進んでいく。

 幸いなことにも人通りは多く、尾行に慣れてない俺達でも相手にバレることなく尾行出来ていた。

 だけどエリにも言った通り、尾行したからといって有益な情報が手に入るかも分からない。

 エリはせっかちなところがあるから先を急ごうとするけど、もし失敗してリアスさん達に迷惑を掛けるようなことがあってはいけないので俺はエリをなだめつつ尾行を続けていた。

「でもこの辺りって私達の家の近くだよね?もしかしてアジトって近所にあるのかな?」

 確かに。この街はまだあんまり詳しくないけど、エリの言う通り今歩いている道は家の近くだ。

 そして何より家への帰路とかぶっていた。

 これはもしかすると本当にエリの言う通り、近所にアジトがあるのかもしれない。

 ……まぁ、まだ分からないけど。

「あっ、そこ曲がっていったよっ」

「慎重にいくぞ」

 ターゲットが大通りを外れて路地裏に入っていくのを見て、俺達も慌てて路地裏に近づきのぞき込む。

 狭い道なのでこのまま近づいてしまうと尾行がバレかねない。

 だからこそ慎重に進まないといけないんだけど、より尾行っぽくなったことで俺も少なからずテンションがあがっていた。

「ねぇ、ここって……」

 気分があがっていたからこそ、俺はそのことに気づくのが遅れた。

 そしてエリの声を聞いて俺はようやく気づく。

「……ダインさんの店?」

 そう、その場所はちょうどダインさんの店の裏に続く路地裏だった。

 しかも、

「あっ、見て!あの人私達の家に入ってるっ」

「……どういうことだ?」

 ターゲットはそのままダインさんの店へと入っていったのだった。

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