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萌えは世界を救う  作者: 降木星矢
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捜索

「さてと。手伝うって言ったけど、どうやって変質者達を見つけようか……」

「う〜ん、そうだねぇ。ひとまずパトロールしよう!」

「まぁ、そうだな」

 あれから、リアスさんに小説を書いてもらうため、俺達は代わりに変質者集団を捕まえる手助けをすることになった。

 とはいえ流石に危険な真似は出来ないので、集会場やメンバーの情報などの証拠を調べるだけだ。

 しかしその反面でエリはかなり張り切っているようだったけど、捜査に出る前にダインさんにエリを守るように釘を刺されたので俺自身危険なことをする気はない。

 しかもさっきは自分一人の力じゃ何も出来ずリアスさんに助けてもらったばかり。

 いくらステータスが高くなっていても結局は非力だと実感したところだしな。

「確か変質者達は変なタトゥーが入ってるんだっけ?」

「そう言ってたね。なんでもその集団のマークなんだとか。でもタトゥーがある部位は人それぞれらしいから見つけるのは中々難しそうだけどね」

 リアスさん達衛兵団の情報では、変質者集団の一員は皆体のどこかに変なマークのタトゥーが入っているらしい。

 だからリアスさんはそれを探せば変質者を見つけられると言ってた。

 なのでそれを探すことになったけど、俺達がちょっと探しただけで見つかるものならばとうに衛兵団が見つけているはず。

「う〜ん、変なマーク、変なマーク……」

 でもエリはやる気満々のようで街を散策しながら必死にタトゥーを探していた。

「あっ」

 しかしエリはタトゥーを探すのに必死になりすぎたせいで、ちょっとした段差につまづいてしまい。

「おいっ、前向いて歩かないと危ないだろ」

「う、うんっ、ごめん」

 咄嗟に手を伸ばしてエリの腕を掴む。

「で、でも中々見つからないね〜」

 だけどエリは僅かに頬を赤らめて硬直したかと思うと、すぐにいつもの調子に戻って再び元気よく辺り見渡す。

「まぁ、そうだね。こういう時は歩き回るよりどこか一カ所で見張っておく方が効率がいいと思うけど、どうする?」

「え?そうなの?じゃあそっちの方がいいかなぁ。私またこけちゃいそうだし」

「ははっ、そうだね。エリはおっちょこちょいだからね」

「ぶ〜!私そんなにおっちょこちょいじゃないよ〜!」

 機嫌を悪くしたのか、頬を膨らませるエリを見て不覚にも可愛いと思ってしまった。

「お、おっちょこちょいじゃなかったらこんな所で躓かないんだよっ」

 だけどそれを悟られないように僅かに視線をさらす。

「う、うるさいっ。は、はやく探すよっ」

「分かってるよっ」

 そうして俺達は変質者の集団を探すべく、ひとまず街の様子が伺えるカフェに移動した。

 しかし周りにカップルが多いせいで、少しだけぎこちない空気になってしまったが、俺は意識を切り替えて変質者を探した。

 だけど流石に一日二日で見つかるものではないだろうと思ってた。

 しかし、


「あっ、いた」


 捜索を始めて30分程経った頃、例のマークが入ったタトゥーが入った人物を見つけたのだった。

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