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命の大きさ  作者: 黄金の右脚
9/9

戦いに勝ったお祝いなんだな♪


 さて、名古屋駅の戦いが終わってから早いものでもう3日。

 あの戦いの後に何があったのか?


 程々に説明いたしますと。

 俺達は名古屋駅に隠されてあったヴィズゥネスの宇宙船を回収。

 そして、サイドガンを団三郎が乗ってきた宇宙船に発射。

 団三郎軍団最後の兵器を破壊。

 団三郎の野望を阻止することに成功。これで残党軍の報復する力を完全に失った。

 従って、仮に狸達が復讐にきたとしても大したことはできないだろう。


 仕上げを終えると俺達は宇宙船で山に帰る。

 

『しかし、そんな目立つことして大丈夫か?』 なんて思われるかも知れないが。心配は無用。

 後々から知ったことだが、ヴィズゥネスの宇宙船はステルス性を有する宇宙船だった (しかも、地球のステルスよりも高性能)

 だから包囲網の中心を飛んでもレーダーに引っかかることはない。

 従って、難なく山に帰れた。


 一方、名古屋駅周辺はどうなったかと申しますと。

 政府が自衛隊の再攻撃で団三郎軍を壊滅させたと虚偽報告を発表。

 自衛隊は英雄にされ。テレビでは連日連夜彼らのニュースが放送される。

 団三郎撃退の手柄を横取りされた。

 

 しかし、俺達は強さの証明や名声目当てで戦った訳ではない為、ある意味これでよかった。

 むしろ、俺達のことが公にならくてよかったと思ったぐらいだ。

 宇宙人が団三郎と戦ったなんて知れたら、日本中大騒ぎになるのは想像に難しくないからな。

 英雄詩されるのは、ちょっと羨ましい気もしたが。

 だから、勝利の喜びは俺達の心の中にそっとしまっておくことにした。

 

「こんなもんかな?」


 俺は今、団三郎軍団撃退祝賀パーティー用の料理を作っている。

 料理は池で捕まえたドジョウの蒲焼き十三皿。

 そして、お赤飯が五合だ。


「はい、お待ちぃ」


「「わぁ、美味しそう♪」」


「では」


 俺達は手を合わせた。


「「「いただきます!」」」


 んで、食べ始める。


 今後、地球で俺達がどうなるかは分からないし、どうなるかも考えてない。


 今は勝利の余韻とささやかなパーティーを楽しむだけさ。




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