寝る前に浮かぶ考え。
ふと私は思った。
なぜ、強者の意志で幸せな未来を奪われなければならないのかと。
ガンダムSEEDという作品を知っているだろうか。
もうかなり昔の作品のため、知らない人も多いことと思う。
主人公のキラ・ヤマトはディスティニー計画を阻むため、立案者のギルバート氏を倒す。
計画では、以下に要約する4つのことが提示されていた。
遺伝子解析:全人類の遺伝子情報を採取・解析する。
適性職業の強制:個人の適性(能力)に最も合った職業や人生を強制的に割り振る。
自由意志の排除:職業選択の自由や個人の自由意志は認められない。
争いの根絶:1人ひとりが適材適所で生きることで、競争や適性不一致による悲劇や戦争をなくす狙いがある。
これに対して、自由意志がないとこが不満という理由により、計画を破壊してしまう。
だが、これは強者の理論ではないだろうか。
世の中には、ありとあらゆる人が暮らしており、なおかつ、大多数の人が提示された世界を許容していた。
この結末において、それでも自分で選択する自由が欲しいとして、さらなる戦争の世界へ突き進んでいく。
現代社会として、考えてみると、生きるのが下手な人が一定数いる状態である。
例えば、給料の大半を課金に費やし、明日の食べるものにも困るといった人やホストに多額の借金をし、売春を繰り返している人。障害により、善悪の判断も不可能な人。
そういった人々に取って、生活を管理するまではいかなくても、サポートする社会があってもいいのではないかと思う。
地域を決めて、そこに住む人には、サポート公務員が生活について、相談にのる。あくまで相談にのるのであって、助言に従うかどうか、本人の意志によるとする。そして、法律により、その地域の住民については、借金その他の不利益については、事業者の負担とし、サービスの提供についても、事業者の責に帰す。
そうすることにより、どれほどの無茶を住民が行ったとして、その先に売春を強制されたり、課金を大量にしようとしても、拒否される仕組みを提供企業により導入され、不幸なことにはならないのではないかと思う。
代わりに、選挙権を放棄し、各種税金を1.5倍程度とする。企業で働く場合は、給料は役所で管理し、各種税金や費用を引いてから渡す方法とする。
そんな場所を作れば、親から逃げたい人や借金まみれでどうしようもない人が快適に暮らせるのではなかろうか。
現代社会でも、知恵あるものが、その利益を最大化することを是として生きている状態ではないかと感じている。
故に自分より明らかに能力の低い人々からお金を搾取しているとすら。
政治家にしろ、企業経営者にしろ、社会の健全な発展を考えているように感じないのはなぜだろうか。
私に世界を見通す目がないので、ふと思った時に思考するのが、限界である。
世界を変えるのは難しい。選挙に出てもバックボーンがなければ、当選はしない。
そう考えると、今日もまた、寝る前にふと思いを巡らせるのが私にできる最大の社会貢献なのかもしれない。
是非、ほかの人の意見も聞いてみたいところである。




