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プロローグ

世界のどこかにある暗い森の中央に白い神殿があった。


神殿の形は、三角と四角を組み合わせた形……ピラミッドに類似している。


白い神殿といえば神々しいイメージをもつがこの神殿は例外だった。


光を発するような白さではなく逆に光を吸い込んでいるような印象まで受ける。


何がきっかけだったのかわからないが神殿の中から大量の光が漏れ出し、同時に一人の人物が現れる。


その人物は、目が離せないほどの中性的な美しさを備えていた。


だがそれを覆い隠すほどの禍々しい覇気を隠さないため、”怖ろしい”の一言に尽きる。


「久々のシャング・ダァタ……入り口が閉ざされている間に家畜どもがずいぶん増えたようだな」


その人物は、残忍な笑みを浮かべ神殿から地平線を見つめる。


「シャー・ダァタの住み人よ。我が魂、我が声、我が名をもって橋とし古の封印を拒絶する! 我"魔王"なり!」


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