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中二病ってなんですか!?  作者: 椿ツバサ
高位なる訪問者の告げ~さまざまな教え~
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キララ「密告と助言」アキ「キララの学校での様子」

どうしよう……

Miyuki「どうかしたん?」

ネタがネタが……

Nana「思いかばないの?」

いや〜、怖いぐらいに今回の章は思い浮かんで執筆に1時間かからないんだよね〜……だから、逆に怖い。ストップしたときが怖い。

Nana「ま、まぁ、このまま調子のれたらいいんだし、とりあえずあるかないかわからないこと気にするよりは今をみつめた方がいいんじゃない?」

そう、かな?まあ、とりあえずやってみるよ。では。

Nana・Miyuki・Tsubasa「至高なる楽しさを味わいたまえ」

「はあ、とりあえず、コーヒーでいいですか?」

「おぉ、悪いな。ブラックで頼むよ」

「わかりました」

あのあと、なんとかナナを落ち着かせて逃げようとするキララを捕まえ座らせた。ちなみに、ナナは二階にいるミユキの元にいった。俺としてはこの数日、ミユキがどこか落ち着かない様子だったのが気になっていたのでナナに相手にしてもらってるほうがありがたい。

「はい、どうぞ」

「うむ」

コーヒーを淹れ笹原先生に差し出す。

「ふぅ、それで、学校でのキララどうですか?」

俺も先生の前に座り本題を切り出す。その時、微かにキララの肩が震える。なにしたんだよ、お前。

「うむ……質問に質問で返して悪いが普段コイツは家ではどのような感じなんだ?」

「えっ、と……まあ、ゲームしたり、テレビみたり、かな?」

「いや、そうじゃなくてだな……言動はどうなんだ、という意味だ」

「あ、はは。恐らく、先生の考えてる通りですよ」

俺は苦笑いをこぼす。てか、キララはなにやら、警戒するように先生をチラチラと見ている。

「はぁ、やはりか」

「あの……どうかしたんですか?」

「なに……コイツ―――キララが生意気、というかよく分からない事を私にいってだな。まあ、その時に軽く注意はしたんだがな」

「…………あれを軽いとは言うのか?」

キララがボソッと呟く。

「なにか、言ったか?キララ」

「い、いや。なにもいっておら―――なにもいってません」

「なら、いいのだが」

……なにがあったんだよ、キララに。まあ、笹原先生の軽い注意が軽くないのを俺は知っているが……

「えっと……ご迷惑かけてます」

「いや、別にいいんだよ。幸いにもクラスメイトの奴等はキララを嫌ってるそぶりを見せてないからな」

「あっ、じゃあ、孤立してる、ということはないんですね?」

「大丈夫だ、心配するな。それに、コイツは一年の時から有名人だったからな」

「えっ?」

「何を驚いてるんだ?お前もそうだっただろ?」

「俺も?」

「なんだ、当の本人は知らなかったのか?というより、少し考えたらわかるだろ?こんな、髪の色をした奴が目立たないとでも思うか?」

「わっ、ちょ、止めてくださいよ」

先生はそういうと俺の桜色の髪をわしゃわしゃ、と撫でる。まあ、確かに、俺の桜髪(おうはつ)やキララの空色の髪が目立たないわけは無かった。

「あっはっは、いいじゃないか。しかし、兄妹そろって変わった髪色だな。えっと……クォーターだっけ?」

「まぁ、一応」

「それじゃ、どんな風に血が混ざりあうか、わからんな」

そう言って頷き、コーヒーを一口含んだ。

「うん?これは……ブレンドしてあるのか?」

「あぁ、はい。俺もコーヒー好きなんで自分でブレンドして」

「そうなのか。あぁ、そういや、小鳥遊家の両親は今いないんだったな。じゃあ、もしかして、料理はお前が?」

「そうです……あっ、そうだ。うち、両親無しで保護者といったら俺になるんですが……なにかそれで迷惑とかかけてないですか?」

「いや、大丈夫だ。気にすることなど無い」

「そうですか」

ほっ、と胸を撫で下ろす。とりあえず、気になることは聞けたのでよかった。

「それじゃ、勉強の方はどうですか?授業中とか」

「わ、我が半身よ!!別にその様な事を聞く必要は無かろう!!」

「いや、むしろメインだろ。てか、何を焦ってんだよ」

急に慌て出したキララにそう返す。

「うむ、静かにしておるぞ―――机に突っ伏して」

はぁ〜、と深い溜め息をついた。ここで言われるということは結構寝てるな、コイツ。

「……キララ、今日から最低でも十二時には寝ること。絶対だぞ」

「う……しかし―――」

「絶対だぞ」

「……はい」

俺はもう一度溜め息をついて先生に向き直った。

「すみません」

「まあ、そっちで指導してくれるならいいさ。それに私の授業ではいつも起きてるしな」

「それは、寝たらヤバイから―――」

「なにか、いったか?」

「い、いえ。大丈夫です」

俺は先生のグーに握られた拳をみて冷や汗をかきながら否定するのだった。

てか、体罰どうこうで問題にならねぇのがスゲー。それだけ、人気はあるってことか、と一人納得した。

Miyuki「あれ……?」

どうした、?

Miyuki「うち、二話連続で出てない」

Aki「まあ、仕方ないんじゃないか?今回はこう言う章だし。流石に次回はでるさ」

そ、そうだな……

Aki「あれ?なんで目そらしてんだ?そういや、次の話はもう作ってんだよな?」

あ、はは。ま、まぁ次回まで待てって。名前、でてるから。全員の。

Miyuki「……名前、だけ?」

……Miyuki、僕は君が好きだぜ。

Aki「そういう誤魔化しがきくのはイケメンだけだ。ま、これもフェイントって可能性もあるし。次回までまつしかないんじゃないか、Miyuki?んじゃ」

Miyuki「……うぅ、心配やけど、でも、信じる!!」

Aki・Miyuki・Tsubasa「そなたとの契り、またここで会おう」


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