キララ「迷い子と迎え」アキ「迷子……すか」
Miyuki……ごめん。
Miyuki「ふぇ?」
今日もおやすみ!!
Miyuki「えぇっ!?」
Kirara「くくくっ、正当なる罰がくだされたのじゃな」
あっ、Kiraraもおやすみだから。
Kirara「なぬ!?」
ちなみに次回も。
Kirara「そ、そんなことあっては……ならぬ……」
Miyuki「うちは!?」
次回は出演するよ。
Miyuki「よかった」
なんか……ごめんね。中二病ってなんですか!?ってタイトルなのによく二人を休みにさせて。
Kirara「想像主が謝るなら……仕方がないな」
Miyuki「うちも……別にいいよ」
うん。それじゃ!!
Kirara・Miyuki・Tsubasa「至高なる楽しさを味わいたまえ!!」
あれから、大体の事を先生から聞きキララの学校での様子がわかってきた。結論から言うと授業は真面目に受けているとは言えないが友人といえる存在はいる。しかし、中二病的言動のせいでややひかれることもあるようだ。それと、成績は中の下あたりになるらしい。
「ふむ、ということは二人とも高校でも元気でやっているんだな」
「はい」
先生の言葉に答えたのはナナ。キララの話が終わったあと俺とナナの話を先生が聞きたがったのっで今はナナも二階から降りてきて先生と話に花を咲かせている。もちろん、小鳥遊家だけに家庭訪問があるわけでは無いので他の家庭もあるはずなのでその事に対して尋ねた時「お前やあわよくば白由利に会えると思って次の家との間を多めにとっておいたんだ」とのことだそうだ。キララはきまりが悪いような顔をしていたが俺達が話に盛り上がっているすきに二階に逃げていくのをみた。先程も感じたがどうやらキララは笹原先生に対して恐怖に近い感情を抱いているらしい。
「そういや、親戚の子を預かっているらしいな……名前は……えっと」
「ミユキです。黒石降白」
「おぉ、そうだそうだ」
先生の反応から推測するにミユキの事は多少知っているらしい。
「いや、その黒石の方の家庭訪問は終わっているのかと思ってな」
「いえ、まだですけど……って、そういや、もう来ていなければならないはずなんですよね……四時から開始予定でしたから」
時計を確認すると4時10分を示していた。笹原先生が来たのは3時だから1時間近く話していた事になる。
「ふむ……黒石の担任は誰だったかな?」
「あっ……」
そういや、ミユキが暮らす事になってからバタバタしていて担任が誰かを俺知らなかった。でも、たしか……
「一年……二組だったと思います。ミユキのクラスは」
「二組?あぁ、二組の担任は―――」
プルルル、プルルル。
笹原先生の言葉を電話がふさいだ。こんなときに……誰からだ?
「先生すいません」
「あぁ、構わん。出てくれ」
俺は一言先生に声をかけて受話器をとった。
「はい、小鳥遊ですが」
『あっ、あの、こちら、黒石降白さんの担任の木原なんですが……って、あ、あれ?た、小鳥遊さん?黒石さんのお宅じゃないんですか……あっ、す、すみません』
「あ、あぁ、あってます、あってます。ミユキの家で間違いないです。ミユキは今小鳥遊家で預かっているんで」
俺は慌てて間違ってない事を伝える。この女性はミユキの担任らしい。ただ、電話なんてどうしたんだろうか?
『あっ、そ、そうでしたね。失礼しました。それで、その……』
口ごもる木原と名乗る先生。俺の記憶ではこんな名前の先生はいなかった気がするが……どこかこの声と名前に聞き覚えはあった。
「どうされました?」
『そ、その……道に迷いまして』
「はい?」
『だ、だからその……小鳥遊さんの家がどこか分からなくて』
「な、なるほど」
つまり、迷子、というわけか。
『す、すみません!!えっと、その―――』
「お、落ち着いて下さい。えっと、今どこにいるか分かりますか?なにか目印になるものでもいいんですけど?」
『えっと……あっ。近くに公園があります。えっと、青いブランコや白い色の滑り台のある』
「あぁ、はいはい。わかりました。そこからだと……近いことには近いんですけど多少いりくんでいるのでむかいにいきます。そこで待ってて下さい」
『ありがとうございます。では、お待ちしております』
「はい、すぐむかいます」
俺はそう言って受話器をおいた。
「ふぅ、先生」
「ん?どうした?」
ナナと話していた笹原先生が俺の呼び掛けに答えた。
「あの、実はミユキの担任の……えっと、木原先生から電話がありました。迷ってしまったと。だから俺今からむかいにいきます」
「はっはっはっ。木原の奴道に迷ったのか。これは面白い」
笹原先生は笑い声をあげる。木原、と呼び捨てにしていることから仲がいいのであろう。
「許してやってくれ、小鳥遊。木原は去年入ってきた先生でな。教師二年目で担任を持つのは今年がはじめてなんだ」
「別に怒ってなんかいませんよ。じゃあ、俺むかいにいってきます」
俺は一声かけて家を出た。自転車は乗らない。逆に自転車を出す方が時間がかかるからだ。
そのまま、少しはや歩きで進み目的地である公園の前につく。
えっと、木原先生は……
「あっ」
視線を巡らしていると自転車に乗っている女性がいた。
「あの、木原先生ですか?」
「あっ、はい」
俺が呼び掛けると振り向く。どうやら正解のようだ。
「あっ、小鳥遊です……って」
俺は先生の顔を見て言葉を止める。
「えっ?その桜色の髪……もしかして」
先生も驚いた顔で俺をみる。そして、二人は互いの名前を同時に呼んだ。
「心晴ちゃん!?」
「アキくん!?」
今回の二人の先生。一人は兄弟に会いたいから時間を多めにとって一人は迷子になりましたが実は両方とも昔経験しました。
Nana「そうなの?」
うん、兄弟は小学校の時、迷子は中学校の時に経験したよ。
Nana「じゃあ、ありえないことじゃないんだね」
事実は小説よりも奇なりって感じかな?んじゃ。
Nana・Tsubasa「そなたとの契り、またここで会おう」




