私の敵は私です
『異世界理美』の原本となる、53歳の日本の理美のお話も書いていこうかと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
レコーディングダイエット初日というものは、つらいものだ。
親知らず抜歯痩せからのリバウンドを解消するために、レコーディングダイエットを始めたばかりだった。ところがお盆に入り、しゃぶしゃぶ食べ放題に行ってみたり、焼き立てパンを食べたりと外食が続き、早くも続行不可能に。そのまま大阪旅行へと突入し、今日、久々に体重計に乗ったら、すごいことになっていた。
塩分過多で水分が増えているせいかもしれないが、増えているのも事実だと思う。
いつも不思議に思うんだけどさ、なんで食べたいだけ食べたら、太るの?
私の脳は、私の体のことを考えて、なぜ「食べたい」という気持ちをストップさせてくれないのか?
私の脳はバグってるのか?
そもそも、なぜ私の体を守るはずの脳が、高カロリーなものを欲しがり、必要以上に食べさせようとするのか?
肥満は、生活習慣病のリスクにもつながるのよ。
私の脳が私を成人病にして、早死にさせようとしてるってことなのよ。
私を生かすためにあるはずの脳が、私に食べ物を欲しがらせ、その結果、私の体を病気に近づけようとしている。
おかしくない???
どうも脳というやつは、食料がいつ手に入るか分からなかった時代の習慣を、いまだに続けてるのよ。
原始時代から、脳はアップロードされてない(笑)
原始時代なら、食べられる時にたくさん食べ、高カロリーなものを積極的に欲しがり、体にエネルギーを蓄えることは、生存するうえで有利だったと思う。
食べることの快楽に弱いのも、おいしいものを見つければ、
「また食べたい……」
となり、
「またおいしいものを見つけて生きるんだ……」
という、立派な生存能力だったんじゃないかと思う。
私が、食べることへの欲求がこんなに強く、食べるという快楽に弱いのは、生存能力に長けているからなんだわ。
原始時代なら、優秀な能力だったことでしょう(笑)
今は、食べるものがどこにでもある。
うちの中にもたくさんある。
明日、すべて消えるということもない。
それなのに脳は、私に食べろ食べろと言ってくる。
しかも私は、53歳。
昔なら、とっくに死んでたのよ。
私の脳は、もう私のことなんてどうでもいいと思ってるんだわ。
若いうちは、
「食べろ、食べろ。子孫を残せ」
と必死だったが、いまだに食欲はそのまま。
私は、子孫もすでに残した。
はっ、まだ子孫を残せと言ってる?
いくらまだお客が来てるといっても、無理だからな(笑)
脳には、そういう意味で学習能力ゼロだな。
体は現代を生きているのに、脳だけまだ原始人。
私は、飲酒や喫煙など、体に害を及ぼす悪癖もない。
真面目に健康的に生活してるのに……よ。
私、なんも悪いことしてないのに、常に食べ物を我慢しなくてはならない。
理不尽なのよ。
そういえば余談だが、GACKTが話しているInstagramの話を思い出した。
みんなは一日3食食べてるが、自分は1食。
食事には体に必要なものだけではなく、有害なものも含まれているから、ファスティングも大事。
そして26歳から53歳までの27年間を一日1食で過ごしているため、3食食べる人と比べれば、食事回数は3分の1。
つまり、その27年間で実質9歳分しか歳を取っていない、という持論を話してた。
食事が3分の1なら老化も3分の1っていう科学的根拠はないし、誰にも勧めてないし、
「俺は信じてるからやる」
ってスタイルだけど。
確かに、GACKT若すぎるのよ。
肌もきれいだし(笑)
そして、GACKTのように、できることを全部やっているような美意識の高い人は尊敬する。
すごいと思う。
食事を管理し、体を鍛え、美容にも気を配り、それを長年続けている人たちは、納得できる。
問題なのは、特に我慢してるわけでもないのに、元々太れない人たちである。
これは全く許せない。
体のシルエットという意味では、太れない人たちに負けている。
でもよ。
肌や髪、しわ、たるみ。
全部トータル的に考えたら、私、勝ってるんじゃない?
色々がんばってる人 > 私 > 太れない人
だと思っているのよ。
というか、シルエット以外は負けてない。
そう思わなきゃやってられない(笑)
そうやって自分を慰めてるのよ。
とにかく、なぜこんなに長く語っているかというと、レコーディングダイエット一日目は、つらいのよ。
腹減る……。
こんなこと考えてなきゃやってられない。
今がんばって、シルエットでも勝つのよ、理美……。
生きたい気持ちがめちゃくちゃ強い、シルエット以外はめちゃくちゃきれいな私に幸あれ(笑)
ただいま連載中の作品は、
『異世界理美の日記』
『異世界理美の一コマ短編集』
『AIチャッピーにまかせてみた』
『日本理美の一コマ短編集』 ←本作品
となります。
作者の気分によって、この4作品のどれかを更新していきます。
どうぞよろしくお願いします。




