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覇王、煩悶す。  作者: 瀬綺ララ
第1章

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11/11

登場人物設定【1】



◻️時雨覇王(しぐれ はおう)


 今作の主人公。独特な名前のせいか、何かと不憫な人生を歩んできた。興味があることには異様な記憶力を発揮するが、本人は無自覚。

 腹に古傷がある。純朴な顔立ちに似合わない過去を抱えているようだが……?

 

【構想メモ:

 元々は「自称『人畜無害』の強面男が、似合わないメイド服を着て働く話」を書く予定だったが、色々と考えた結果、「女装が似合う男」に変更。

 メインヒロインである時雨琴音に釣り合う相手を、と考えていたら今のような性格設計になった。地の文における人畜無害アピールをひたすらに心がける。】





◻️時雨琴音(しぐれ ことね)


 今作のヒロインにして覇王の嫁。クォーターの隔世遺伝であり、金髪碧眼は天然モノ。

 ダウンロードサイトで男性向けエロ漫画を描いて生計を立てていたが、とある出版社の編集にスカウトされ、商業で連載を持つことになる。

 覇王のためなら何だってするつもりでいる。何でも。


【構想メモ:

 プロットの時点で完全にキャラが固まっていた。本作はこの娘を中心に全てが回っている。

 せっかくなら好みの女の子の要素をこれでもかと盛りまくろうと思い、「金髪碧眼」「古風な名前」「関西弁」「男を養う女」「夫を溺愛する妻」「性欲強い」「コスプレ好き」「家事できない」「わがまま」「ソフトなメンヘラ」「微ヤンデレ」…等々、設定を詰め込みまくったらどえらいことになった。】




◻️天ヶ瀬菊子(あまがせ きくこ)


 中華料理屋「煌竜(こうりゅう)」で働くメイド服姿の女性。料理人の夫を亡くし、現在は孫の竜聖と二人で店を切り盛りしている。

 若い頃は街一番の美人と噂され、彼女目当てに店を訪れる者も多かった。年老いた今も、愛嬌のある顔立ちと洗練された所作は色褪せず、長年の付き合いがある常連客からは「菊子ちゃん」と呼ばれて親しまれている。

 裁縫が趣味。メイド服は全て彼女が作っている。


【構想メモ:

 当初は「就活が上手くいかず落ち込んでいる覇王を励ますぽっと出のキャラ」だったのだが、せっかくなら覇王をここで働かせた方が面白いかもしれないと考え、そこから設定を練っていった。

 普通の中華料理店で働く女性だったはずが、琴音と覇王のラブコメパートに負けないパンチの効いた展開を書かなければ、と思っているうちに、現在の煌竜の設定に繋がった。

 メイド服は中華料理店で働くのに向いてないだろ、と思わなくもないが、まあそこはフィクションなので……。】




◻️天ヶ瀬竜聖(あまがせ りゅうせい)


 煌竜で働くピンク頭の少年。髪色は地毛ではなく、趣味で染めている。

 人見知りな性格であり、常連客の前でさえ滅多に姿を見せたがらない。菊子が入院した時はテンパっていたおかげで覇王に話しかけることができた。

 強面のせいで、女性が寄り付かない。毎朝鏡の前で笑顔の練習をしている。


【構想メモ:

 「覇王が癖の強い女性達に振り回される話」を書くにあたり、女性にするか最後まで悩んでいたキャラ。

 「覇王に密かに片想いする寡黙で無表情な女の子」もそれはそれで可愛いのだが、覇王が女性と二人きりになる職場を琴音が許すとは思えないうえ、三角関係になったらメインストーリーに関係ない部分でシリアスに発展しそうだったので、覇王の相棒というポジションに落ち着いた。

 そういった事情もあり、覇王との距離感は結構独特になってしまった。】

 



◻️夢の中の女の子


 覇王の夢に出てくる不思議な少女。明るい髪色であること以外は何も分かっていない。


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