家出
ボスト「おい!キララ待て!!」
ココノ「行っちゃったね。」
しばらくして、美影とキララが帰ってきた。
キララ「よし、美影、指示を出せ!」
美影「よろしくお願いします。この人まだ意識あると思うので。」
4人の救急隊員は、はい。と言わんばかりに男を運んで行った。
美影「さぁ、ココノさんたちも行きましょう!」
ココノ「え?いいんですか?」
ボスト「乗せてもらおう。ココノ。」
ココノ「う、うん。お願いします。」
私たちは、早速ヘリコプターに乗せてもらった。
プルルルル...
運転手「発車しまーす!」
美影「お願いしまーす。」
発車してから10分。
美影「大丈夫でした?何度も言いますけど。」
ココノ「はい、だいぶ落ち着きました。」
キララ「ならよかった。な、美影」
美影「おう、」
...。
ココノ「あの、み、美影さんって何者なんですか?このヘリコプターも..。」
ボスト「たしかに..。これは何なんだ?キララはなぜここにいる?」
美影「説明する時が来ましたか。では、教えます。」
美影はそう言って話し始めた。
美影「私は水海美影といいます。キララと出会ったのは、ある私が旅をしようと家を出たときのことです。」
〈2年前〉
美影「やだやだ!絶対お見合いなんてやるもんか!」
メイド「坊ちゃま、それはいけません!お見合いをされないとお父様が悲しまれます!」
美影の父は、一週間前車にいたとき陰に隠れていたスナイパーに暗殺された。
美影はその日から兄の大輝とも話さなくなり、部屋に閉じこむことになってしまった。だが、いい加減出てきなさいと母の桜子に言われ、やっと出てきたかと思ったら、今度はお見合いを拒否するようになって。今めちゃくちゃ家の中を走り回っている。
美影「やだ!僕は絶対お見合いなんてしない!自分の相手くらい自分で見つけるって!」
メイド「はぁ、はぁ、わかりました!わかりましたから、走るのはもうおやめください!」
その時、美影は疲れたのか、立ち止まった。
桜子「美影!何を走っているのです!こんな子は私の家にはいりません!出て行きなさい!!」
メイド「奥様!起き上がられてはなりません!」
母の桜子は、父が死んでから精神的の部分が弱くなってしまい、ベットに寝たっきりになっている。
桜子「いいのよ!さぁ、出ていきなさい!」
美影「..わかったよ!出てけばいいんでしょう?なら、出て行きますよ!」
すると、美影は自分の部屋に入り、荷物をまとめて出て行った。
ガシャン!!
桜子「はぁ、これで当分帰ってこないわね。」
メイド「奥様..。これでホントによろしいのですか?」
すると母の桜子は少し黙ってから言った。
桜子「大丈夫。あの人にほんと似てるわ。あの子はきっと戻ってくる。」
メイド「..果たしてそうでしょうか..。」
そのころ、美影は荷物いっぱいのリュックを背負って、まるで登山に行くような格好をして、町を歩いていた。




