if... 普通の高校生だったら 修学旅行のやり直し編 ①
※ if...ですが、燈と渉は付き合ってる設定ではなく、渉が燈に猛アプローチを仕掛けてる最中の、修学旅行編をお楽しみください。
◇
今日から学校生活でもっとも嫌な行事が始まった……
その名も 【修学旅行】
『2人1組ペアになって』よりも嫌な事である。
中学だったか、その時の修学旅行は、ちょうど熱が出て休めて家でゴロゴロできたけど
今回は何度測っても体温計は、平熱……
oh……No……
とりあえずゲームは昨日のうちに、インストールして、チュートリアルまで終わらせてある!
Bluetoothイヤホンも充電はMAX!!
「我ながら完璧☆」
「何やってんだ?水無月、バス乗るぞ?」
最近ちょいちょい話しかけてくる、こいつは
神木渉、神社の坊ちゃん、クラスのムードメーカー?的な感じでいつも、クラス委員か、生徒会に入ってる。
何故私何かに声をかけるんだか、全く分からない。
「水無月の荷物これだけか?」
「え?あ、うん、」
「先生に渡しとくな! 」
「あ! ちょっと待ってそれぐらいできるって、もういない…」
ヒソヒソと、渉のファンらしき女グループがこちらを見てくる…
視線がうざったい。
本当にさ、構わないでもらっていい?って言いたい…
面倒事、巻き込まれたくないのに…
「水無月は、朝顔達の班だったよな?自由行動」
「え?う、うん…」
「俺たちと一緒に回ることになってるから、よろしくな」
「はぁ!? 」
嘘でしょ、何も聞いてないんだけど……
まぁ、自由行動決める時、私さぼってたし、しょうがないけどさ…
「ちょっと渉! あっかりんの事ナンパしてんの?」
「そんなんじゃないって!」
「あっかりん、こっち、バス後ろだから!」
グイグイと手をひっぱってくるギャルに、イラッとする燈だが、平常心になろうと、深呼吸をした。
本当に最悪なグループだ、私以外いつも目立ってる、ギャルグループ、中でも目立ってたのは 朝顔葵陽、 絶対仲良くなれないタイプだと思っていた…
バス中で、ヘッドフォンをして、窓のカーテンを閉めて、BGMをかけると、目を閉じる。
隣はさっきのギャル、朝顔葵陽。
私が寝てるからなのか、全く話しかけて来なくて、違う子と喋っていた。
空気読んでそっとしといてくれてるのか
このグループ中々居心地良き??
修学旅行は2泊3日、、、、
ゲーム好きのぼっち属性には、長い長い
旅路が始まる。
◇
~神木渉side~
このクラスは今までにないぐらい当たりのクラスだ
いつもは、水無月とクラスが離れてたりで、挨拶とかはしていた。
保育園から一緒だから、向こうも覚えてるだろうと思っていた、このクラスになるまでは。
向こうは一切俺の事を覚えていなくて
「よ!水無月! 同じクラスだな!」
って声をかけたら、あからさまに、誰だっけこいつって顔された後に
「よろしく!鈴木!」
って言われて1週間は落ち込んだ…
見渡すと、近所のヤツらが多くて、保育園から一緒のヤツ結構多いんだよな、このクラス。
水無月には関係ないみたいだけどな…
本当におもしれー女!
この気持ちがいつ恋に変わったんだっけ?
気づけば水無月を目で追ってて
もっと距離を縮ませたい。
俺は、この修学旅行に掛けてる!!
トラブルの方の修学旅行は
73話からです♫




