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妖精の噂

作者:壱札キセキ
 生徒会役員である前川大地は、生徒会長から奇妙な噂が流れているという話を聞く。曰く、夜の学校に妖精が出ると言うのだ。そして噂を確かめるため夜の学校へ不法侵入をする生徒も出てきているらしい。
 噂の真実に興味を惹かれた前川は、休み時間や生徒会の仕事が終わってから独自調査をすると決意する。
 ふと、三年前に大失敗した文化祭があったという話を思い出した前川は、そのことを会長に言う。すると会長は嫌悪感を隠さず舌打ちをした。
 会長らしくない態度に、前川はどうしたのか考えを巡らせる。そして一つの結論に至ると、納得しつつ話題を変えた。妖精の噂は、どこから来たのかと。
 会長の予想と薀蓄を聞いて、妖精について話すうち……今回学校に現れた妖精は「コロボックル」かもしれないと二人は笑い合う。
 そして飲み物を買うため席を立った会長だが、会長らしくないことに財布を落としたことに気付かなかったらしい。財布の存在に気付いた前川は、それを届けるべく会長の後を追った。

:重複投稿について……Pixiv、作家でごはん!様、NLS~のんびりライフスタイル~にも同作品を載せています。
第一章
2013/02/18 23:56
第二章
2013/02/19 00:04
第三章
2013/02/19 00:11
第四章
2013/02/19 00:27
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