1話 プロローグ
筆者はMMOを書くのが初めてなので拙いところがあるでしょうが、暖かい目で見てもらえると嬉しいです。
「あ、当選している」
私、咲宮悠がメールフォルダを確認しているとゲームの当選報告メールがあった。
そのゲームというのはβ版ですでに話題になっていてかなりの問い合わせメールが来たため、おもちゃ屋などに卸すのではなく、開発会社のサイトのみでの抽選形式になってしまった。
私は昔からゲーム好きで気になっていたのでダメもとで応募したのだ。
件名:Another life Online 当選者様各位
内容:Another life Onlineにご応募頂き誠にありがとうございます。
この度、第一回 Another life Online にご当選いたしました。
おめでとうございます。
つきましては以下にあるシリアルコードを専用のフォームに入力してください。
そちらにてソフトのご購入手続きを行って下さい。
サービスは5月1日の午後7時から開始いたします。
簡略的に言うとこんな感じのメールだった。
まさか、当たると思っていなかったので本当に驚いた。
私はすぐに購入手続きを行った。
VRゲームは最近、急激に技術が発展してきた。
一昔にあった小説のように今は家庭用のギアでもゴーグル風のタイプになった。
横にあるヘッドフォンの耳当て部分をつけ、安静にできる場所で行うことが推奨されている。これは安全のためである。
それでも持ち運び可能なのでどこからでも遊べるようになった。
通信は各通信会社と契約することで外でも遊べるのだ。
かくいう私も使っている携帯電話の会社とゲームの通信を契約している。こうしないと野外で遊ぶことができないからだ。
このAnother Life Online 通称ALOがここまで人気になったは広大なフィールドに自由度の高さ、作り込まれた世界観と中世欧州をモチーフにした優美な町並み等があげられる。
私はゲーム好きなのだが、今まで個人プレイ用のソフトしかやっていなかった。つまり、これが初のMMO(大規模大人数型オンライン)プレイになるなのだ。
「この間、有給をとるように言われたし、いい機会かも。元々帰省しないといけなかったし」
翌日、私は上司に休みの申請を行った。
有給消化の意味も含めて一月の休みをもらった。
まぁ、長期の休みは好まれないが仕方ない。
別にゲームだけに時間をさけれるわけじゃないからね。
実際はゲームメインの帰省だ。
就職のためではないが実家を出ていた私の元に母親が入院するとの知らせが来た。その期間が2週間で、その間の家のことや母親の面倒のために帰省することになった。
そうは言ってもまだまだ働く気満々だが、家事が何一つできない父親の食事や母親の洗濯物を引き取りに行き、洗濯したり、洗濯したものを渡しにいったり、家の掃除をしたりなどなのでゲームする時間はたくさんある。
それもこれも母親の入院が命に関わらないものだから悠長にできるだけなのだが。
なので、母親の入院時期に合わせて私は帰省した。




