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日本霊異記の最初の話

 前回は日本霊異記について紹介しました。日本霊異記の第1話は、少子部(ちいさこべ)栖軽(すがる)の話です。

 どういう話かと言うと、もともと雄略天皇に仕えていた少子部(ちいさこべ)栖軽(すがる)が雷を捕まえてくるよう命じられて、そのとおり捕まえて来たというものです。

 少子部(ちいさこべ)栖軽(すがる)が雷(?)を捕まえたという話は日本書紀にも見えます(日本書紀では少子部(ちいさこべの)(むらじ)蜾贏(すがる))。ただしこちらは、命じられたのは三輪山の神を捕まえることです。そこで少子部(ちいさこべの)(むらじ)蜾贏(すがる)は三輪山で大蛇を捕まえて来るのですが、大蛇が雷のような音を立てて目をらんらんと輝かせたものだから、雄略天皇はすっかり恐れ入ったということです。

 明日香村には雷丘という丘があるそうです。この雷丘が少子部(ちいさこべ)栖軽(すがる)の墓という説もあり、発掘調査も行われていますが、これが古墳であるとの断定はできないそうです。

 

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