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卑弥呼の正体に関して・田油津媛説と甕依姫説

 卑弥呼の正体に関しては、さまざまな説があります。その本拠地の邪馬台国の場所については、大きく畿内説と九州説があります。これまで紹介した倭迹迹日百襲姫命やまとととひももそひめや神功皇后説は畿内説に分がありそうです。それでは、九州説は、どのような人物を卑弥呼に比定しているでしょうか。

 日本書紀(公式)で、神功皇后による九州遠征で殺された、山門(やまと)(あがた)土蜘蛛(つちぐも)田油津媛(たぶらつひめ)の先々代という説があります。ここでいう大和(やまと)というのが邪馬台国にあたるという考えのようです。魏志倭人伝によれば、卑弥呼の死後、男王が立ったけれども国が治まらず、その娘の台与が女王となって国が安定したとされます。田油津媛(たぶらつひめ)を台与に比定するのでしょうか。

 九州説では、このほか、甕依姫(かめよりひめ)を卑弥呼に比定する説があります。甕依姫(かめよりひめ)は、筑紫国風土記(逸文)で紹介されている人物で、筑紫君等の祖先であり、筑紫の荒ぶる神を祀って鎮めたとされます。

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