SNSを通じた小説検索を行ってもらうために
最近SNSで作品を宣伝するときに、「#Web小説」というハッシュタグをつけるようにしています。
SNSを通じて小説検索する読者はまだ少数だと思うのですが、その少数がどのような検索ワードを用いるか考えれば、まずコレではないかと思ったからです。このほか、「#ネット小説」や、端的に「小説」とか、むしろしぼって「ラノベ」とか「ファンタジー」とかのジャンル名とか、このほかにも使われそうな検索ワードはいろいろと考えられるところです。いちど、こういう論点について広く意見交換したいとも思っています。
私は、読者はもっとSNSを通じて小説を検索すればよいのにと思っています。
その理由の1は、自作をSNSにあげている作者は熱心な人が多いです。このため、小説投稿サイトを通じて検索するよりも良作にめぐり合える可能性が高いです。
次に、小説投稿サイトでは、基本的に表示順が人気順または更新順となり、一定程度の人気が出るまでは一般読者の目に触れる確率が低いです。つまり、名作を書いても埋もれてしまうリスクがあるのです。これに対してSNSでは、更新の有無にかかわらず、作者が随時、自作の宣伝ができるので、一般読者の目に留まる可能性が高いです。つまりSNSなら、小説投稿サイトでは埋もれてしまう名作を発掘できる可能性があるのです。
またSNSでは、作者が、書き込みの都度、その作品の売りを限られた文字数でまとめています。タイムラインで読むことができる情報量が多く、ある意味、小説投稿サイトよりも気になる小説を見つけやすくなっています。
このように良いことづくめのSNSによる小説検索ですが、いまいち利用が少ないのはなぜでしょうか。何となく、それは自分を含め創作界隈の宣伝不足ではないかと思います。一般読者に、SNSを利用した小説検索の思考がないのです。だから、創作界隈では、どうすれば一般読者がSNSを利用するのか、考えても良いと思うのです。
そこで最近の私は、一般読者にアピールする意味をこめて「#Web小説なら読みたいが見つかる」というキャンペーン名をハッシュタグに加えることにしています。こちらは、もっと気が利いたものがあろうかと思います。新しいアイディアがあれば便乗しますので、その時は教えてください。
ここで挙げているSNSとはTwitterのことです。
ところでこの投稿を予約して後、Twitterの仕様が変更となり、Web小説作家にとって使い難いものになるリスクを感じました。
そこで文中では、もともとTwitterとしていたものを、すべてSNSに変更しました。




