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平城京の羅城門について

 羅生門というと、平安京(京都)のそれが有名です。芥川龍之介の「羅生門」も、平安京の羅生門を舞台としております。

 ところで天平のファンタジアの時代は平安京はまだ建築されてなく、平城京の時代です。この平城京にも羅城門がありました。現存しているものではないですが、遺構が発掘されており、現地に行けば説明板があります。

 大きさは9メートル×4メートルほどの広さと推定されているようですが、もう少し大きかったとする説もあるようです。作中では、平安京羅生門と同規模の建築物を想定して執筆しましたが、果たして本当に同じぐらいの大きさだったかどうか、ここは自信がありません。

 平安京の羅城門を舞台としている芥川龍之介の「羅生門」では、相当にさびれている様子が詳細にスケッチされています。これに対して、本作は、西暦711年、平城京遷都の1年後を舞台としており、さびれた羅城門を演出するには新しすぎます。そこで、羅城門に妖怪が地縛したことを理由に人々がここを敬遠しているという設定で、「羅生門」と同様のさびれた雰囲気を演出しました。

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