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芥川龍之介の羅生門
天平のファンタジア第3章スタートです。タイトル(章名)は「羅城門の妖怪を叩け」。羅城門と聞くと、芥川龍之介の「羅生門」を思いだす読者もいるのではないでしょうか。
芥川龍之介の「羅生門」とは、「羅城門」のことです。羅城門とは、羅城、すなわち都城の城壁に設けられた門という意味ですが、平城京や平安京では、その南端中央の正門を意味します。
芥川龍之介の「羅生門」は、今昔物語第29巻第18話をモチーフにしています。第31巻第31話もミックスしているようです。天平のファンタジア第3章も、今昔物語第29巻第18話を元にしています。一部、芥川龍之介の「羅生門」から表現を拝借しました。この部分がそれとお分かりの方、感想などいただけるとうれしいです。




