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天平のファンタジアの脇役・長屋王について

 天平のファンタジア第2章で、アスカこと光明皇后が、ナガヤこと長屋王のことを「あの人、好かんわ。 イヤらしいことばかり言うもの!」と言い放ちます。

 長屋王の父親は、武市皇子(たけちのみこ)で、母親は御名部皇女(みなべのひめみこ)です。武市皇子(たけちのみこ)は天武天皇の長男であり、御名部皇女(みなべのひめみこ)は元明天皇の同母姉にあたります。こうしてみると、長屋王というのは、極めて血統の高貴な人物であると分かります。

 ところで、奈良市内で発見された木簡の中に「長屋親王宮鮑大贄十編」と記したものがあったそうです。このことから、長屋王は、在世中、「親王」と呼ばれていた可能性があることが分かります。天平のファンタジアで「ナガヤ親王」と表現したのは、このような背景によります。

 長屋王は、後に讒言されて自殺しています(長屋王の変)。この辺りのことは、別の機会に、改めて解説したいと思います。

 

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