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万葉集の没ネタ

 古代日本人は、本当に和歌が好きなようでした。

 日本書紀では、当時の流行歌などを紹介して「実はこの歌が、しかじかの事件の前兆であった」などと解説していることがあります。こうしてみると、歌には何やら、呪いのような効力があるのではと感じますね。

 昔の婚姻は、夫婦同居がないこともありました。いわゆる妻問婚というもので、男性が女性に愛の歌を送り、これに対し女性が返歌することで、婚姻が成立するということがあったのかもしれません(このあたりは研究不足ですのでご容赦ください)。

 こうしたことから、自分は、和歌には相手の心を縛る魔力があるのではないかと考えたことがあります。結婚に際して歌を交換するのは、こういう和歌の呪力で永遠の愛を誓い合うとか、そういうイメージです。

 こうした発想から、かつては守護霊(トーテム)を召喚する際に、術者(マスター)は和歌を詠まなければならないという設定にしていたこともありました。言うならば、「真っ赤な炎は希望の光、〇ュアレッド!」みたいな、そういう感じです。しかし、この「真っ赤な炎は希望の光」部分を和歌にしてしまうと、どうもしまりが悪かったです。お世辞にも格好良いとはいえず、没ネタとしました。

 ただ、どこかで和歌は設定に取り入れたいところです。どなたか、良いアイディアがあったら、教えてください。


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