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王の剣士[2022年8月完結]

竜の宝玉とはじまりの森

作者:雅
『黒竜を倒し、国を救え――』


東の地竜、西の風竜、南の赤竜、北の黒竜。
竜族の中でも特に強大な存在に、人は四つの名を冠した。それは御伽噺であり、人の手の及ばないもの。

北の果ての森にある法術士の村に暮らす少年、レオアリスはもうすぐ十四歳になるある日、王都で王の御前試合があることを知り、焦がれるように生まれ育った村を出る。
御前試合の出場資格は、西のカトゥシュ森林に棲む竜の持つ宝玉。
願いは王に仕えること。自らのことはまだ、露ほども知らない。
――王都に行って、王の御前試合に出たいんだ
――みんな御前試合が最大の目的みたいに言うけど、御前試合にゃ、あんな化け物は出ないよ



華やかな王都に生まれ育ったアスタロト公爵家次期当主、十四歳の美しい少女アナスタシアは、自分を認めない公爵家長老会が決めた婚姻を蹴飛ばすようにして、従者のアーシア一人を連れて王都を飛び出す。
『炎帝公』と呼ばれた母の炎の力を継ぎ、いずれ正規軍将軍に就く身ながらも、まだその炎は未知数だった。
――黒竜を土産に王都に凱旋して、長老会に私が当主だって事を認めさせてやる


レオアリスとアナスタシア、同じく家を飛び出した全く違う二人は、やがて竜の棲む地、カトゥシュ森林で巡り合う。
だがそこには四竜と呼ばれる竜の一角、黒竜がいた。
正規軍はカトゥシュ森林を封鎖し、討伐隊を送り込む。


「お前はあれだよ、剣士」
身の内に剣を宿すもの。


「お前の身の内の剣は、使えるのか」


「希望だと、そう思いました」


少年と少女が紡ぐ、命がけの冒険と、始まりの物語。


黒竜を倒し、国を救え。


原案/O
(個人サイトで掲載している作品ですhttp://www.joy.hi-ho.ne.jp/musa/fakestar/novels/novels-index.html)
第一章「春待つ雪」 二
2008/07/06 22:44
第一章「春待つ雪」 三
2008/07/06 22:45
第一章「春待つ雪」 四
2008/07/06 22:45
第二章「春の嵐」 一
2008/07/07 23:48
第二章「春の嵐」 二
2008/07/09 00:11
第二章「春の嵐」 三
2008/07/09 00:13
第二章「春の嵐」 四
2008/07/09 00:14
第三章「炎舞う」 一
2008/07/12 10:08
第三章「炎舞う」 二
2008/07/12 10:08
第三章「炎舞う」 三
2008/07/12 10:09
第三章「炎舞う」 四
2008/07/13 13:49
第三章「炎舞う」 五
2008/07/13 13:49
第三章「炎舞う」 六
2008/07/13 13:50
第三章「炎舞う」 七
2008/07/15 23:39
第三章「炎舞う」 八
2008/07/15 23:39
第三章「炎舞う」 九
2008/07/15 23:39
第四章「闇の淵」 一
2008/07/19 10:20
第四章「闇の淵」 二
2008/07/19 10:20
第六章「重なる軌跡」 一
2008/07/21 09:57
第六章「重なる軌跡」 二
2008/07/22 23:18
第六章「重なる軌跡」 三
2008/07/22 23:19
第六章「重なる軌跡」 四
2008/07/23 08:45
第六章「重なる軌跡」 五
2008/07/23 08:46
第六章「重なる軌跡」 六
2008/07/25 00:05
第六章「重なる軌跡」 七
2008/07/25 00:05
第九章「声」 一
2008/07/29 07:11
第九章「声」 二
2008/07/29 07:11
第九章「声」 三
2008/07/29 07:12
第九章「声」 四
2008/07/29 07:12
第十二章「森の息吹」
2008/08/04 00:24
終章「その先へ」 一
2008/08/05 00:22
終章「その先へ」 二
2008/08/05 00:22
終章「その先へ」 三
2008/08/06 00:05
終章「その先へ」 四
2008/08/06 00:06
終章「その先へ」 五
2008/08/07 00:45
終章「その先へ」 終
2008/08/07 00:47
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