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この物語はフィクションです。

 央海歴900年10月21日


午前1時に央海国第1地区を震源とする超巨大地震が発生した。


午前1時半 央海国・宰相のオシオ様は非常事態宣言を発令。

合わせてミスラ大同盟の各勢力への救援を要請。


その際に、尻三国へは飲薬の使用を依頼。亜人国へは無制限の亜人の受け入れを確約した。


これにより混乱や事件が生じた場合、すべてはオシオの責任であり、個人資産をすべて売却しても、オシオ自身が補償・賠償をする事を確約した。



午前2時 尻三国・亜人国・ガルザ帝国・ヒキイブ教国は大規模な支援を確約


先遣隊を組織し、順次送り出す事。資金・物資は無償で提供する事を発表した。



~~~~~



午前8時になった。 


 ガルベスは西地区の経済変態特区にいた。隣にはロストさんがいる。


地震発生時、西教会長様は西教会の全員を、北教会に連れて行こうとした。


ガルベスも当然北教会に行く事になっていた。



北教会から尻女神教徒になった人は多数いる。


この地震を機に救助活動・医療活動・生活支援で、さらに北地区の央海国民の心に食い込む。


それは更なる信者獲得に繋がる。確実に信者が増える見込みの活動。



 対して西教会から尻女神教徒になった人はごく少数。


しかも、餓死者を出しても尻女神教徒になりたくなかったロストさん達だ。


西地区で活動しても信者獲得の見込みは薄い。


西教会長の下した決断は合理的な判断だった。



 ガルベスは西教会長に直談判をした。


北教会に全員行くのは当然。しかし、西教会も自分1人は活動した方が良い。


自分が北教会に行っても戦力はそう変わらないが、西教会0人は不味い。


保険を掛けましょう。自分1人が西教会で活動すれば、今後の西地区での信者獲得にも望みがありますよ。



 西教会長はガルベスが西地区で活動する事を認めてくれた。



西地区の変態経済特区では約25,000人が、完成したばかりの集合住宅に住んでいた。


約5,000人は地震被害を受けつつも、外に出てくる事が出来た。


約20,000人は、全壊した集合住宅に生き埋めになっている。



 央海国第1地区は国のど真ん中だ。すべての央海国民が被災者状態と言える。


各地で負傷者の救護や、生き埋めの救助に全力をあげている。


よって、西地区へ救助の人数がやってくる事はありえない。



今の西地区の変態経済特区では、無傷のガルベスとロストさん。大小の怪我を負っているのが約5,000人。


そして、レンタイ国のヴィザンから、犬パスミラ様という方が救助活動に来ている。


「ガルベスさん、犬パスミラ様はご存知ですか。どんな方か私は存じません。」


「私も初対面です。まずは何はともあれ犬パスミラ様に会いましょう。」


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