人の気持ちは目に見えない
この物語はフィクションです。
引継ぎに数日掛かったが、無事に西地区教会への異動は終わった。
教会長様から今後は北教会と区別する為、呼び方は西教会長様にして欲しいとの申し出があった。
各国代表会議については、今も話し合いが続いている。
尻三国(レンタイ国・ジョセ国・ダント国)についての動きとしては、会議2日目に非常事態宣言を解除した。
合わせて尻三国の緑龍汚染地域について、それぞれ国土の約20%が残っている。
この事について根本的な対策を取ると決定した。
大々的に清掃団と軍を組織し、1カ月ですべて浄化・解放すると発表した。
スケジュールが達成出来るか心配になるが、その後に国を挙げてドンドン、浄化・解放が出来ている。
今の時点で残りはそれぞれ国土の約14%となった。
異常なスピードだが、尻三国が総力を挙げているので、可能なのだろう。
各国代表会議に参加しているの、5つの勢力となる。
国力順に国を並べた場合。
国力1位 レンタイ国
国力2位 ジョセ国
国力3位 ダント国
国力4位 亜人国
国力5位 ガルザ帝国
国力6位 央海国
国力7位 ヒキイブ教国
国力の1位・2位・3位が尻三国で1つの勢力となっている。
他国を圧倒する勢力だが、各国代表会議の議長国は6位の央海国だ。
これらの国の他にも有力な地域大国はあるが、国が一本化出来ずに内戦・紛争中となっている。
本来はそれぞれがライバルだ。
過去には7位のヒキイブ教国が尻三国と組んで、5位のガルザ帝国を大戦をした歴史もある。
龍災後の前回各国代表会議では、改めて7位のヒキイブ教国と5位のガルザ帝国は、再度正式な和解案を承認。(尻三国は大戦後すぐに、5位のガルザ帝国と和解完了済み)
現在は2国間は良好な関係となっている。
今は収まっているが、以前は亜人差別の激しかった6位の央海国は、4位の亜人国から要監視対象国となっている。
つまり亜人差別が無いか常に睨まれている。
少し前の狼の亜人事件では、6位の央海国の過剰ともいえる配慮に、4位の亜人国は感謝・納得をしていた。
現在のこの2国の関係は良好だ。
緑龍災でミスラ諸大陸には、大き過ぎる犠牲者が出た。
今は各国代表会議の5つの勢力は、一致団結して緑龍災後の世界を生きている。
本来各国の違いは山程あるが、今はそんな事を言っている場合ではない。
危機感が共有出来ているので、少なくとも5つの勢力は纏まっている。




