顏人蜥蜴軍の少将
この物語はフィクションです。
魔人歴888年8月23日
15時00分 ベイ同盟・パシャ地区
「カール少将。我が軍の先遣隊500が敗走して帰ってまいりました。
500人長以下、部隊の全員が帰還出来ましたが。
全員が負傷しており物資も武装も放棄して、総崩れとなっています。」
「・・・副将殿。指揮をしていた500人長と会います。
どこにいますか?。」
「あちらの天幕におります。」
「軍機に当たります。私と副将殿と500人長だけで会います。
他の者は手当を優先して天幕から離して下さい。」
「了解致しました。直ぐに手配致します。」
~~~~~
15時40分 同
「カール少将、我が先遣隊500が遭遇した状況は以上です。」
「・・・その〇〇〇ボの大男は、当初話し合いをしようしていませんでしたか。」
「今になって思えば、2度目の遭遇の際には大声で話して来ました。
我らは問答無用で〇〇〇ボの大男を殺そうと。」
「カール少将。奴らと会話等考えられません。
奴らは我らの仇敵。その話し合いをしようとするのは謀略ではありませんか。」
「副将殿。今回の奴=黒大男は、圧倒的な力を持っています。
それなのに奇襲では無く、話しかけて来たという事は変です。
奇襲すれば先遣隊に大打撃を与えられるのに。
更に黒大男は先遣隊500を、殲滅する事も容易だったでしょうに。
奴は態と先遣隊500が死者を出さぬ様に、加減して攻撃を加えています。」
「言われてみれば、冬の嵐・地震・火の風・大音量の音響・・・。
そんな事を自由自在に起こせるならば、我が軍を殲滅する事も容易ですか。」
「負傷した先遣隊500と輜重部隊をこの場に残して。
本軍は黒大男と交戦した地点に進軍します。
人数として4,000人で向かいます。」
「カール少将。援軍要請はどう致しましょうか。」
「援軍要請は不要です。ですが今の現状を書いて本国へ使者を出しましょう。」




