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ゼグラーン戦記  作者: 椿
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ゼグラーン社会主義共和国連邦

「我らに戦闘の意思はない!!ティダロフェル帝国外務大臣グレン・カルロードである!!話がしたい!!!」


俺らのゼグラート基地の前に大臣と名乗る人物が話を求めてきている


「もう一度問う!!私はティダロフェルの…」


ユウヤ「って色々言ってるけどどうするよ。俺的には話し合いができるならしたいけど」


タケヒロ「罠の可能性は?」


シュウキ「周辺を別働隊に探索させてるけど、正門前にしかエルフたちは確認されていないし、罠の可能性は低いんとちゃう?」


タ「なら話してみるのもいいんちゃう、ただし基地に入れるのは3人までとかの条件をつけたら?」


ユ「ええな、それでいこう!」


タケヒロが提案した案でエルフ3人を基地に入れることに決定した


相手のエルフたちもそれを了解し、大臣とその補佐、兵士一人が基地に入ってきた


大臣の補佐「とても人間が作ったとは思えない基地ですね、大臣」


グレン大臣「口を慎めキャベイン、この場所の方々に失礼であろう」


ユウヤ「構いませんよ、ほとんどは魔法や召喚獣などによって建設したので。ほとんど労力を必要としませんでした。」


大臣「ユウヤ殿でしたかな、この基地とやらにはドラグーンを操る魔術師もいつ聞いたにですが、それは本当ですかな」


ユ「左様です。我が同志の一人です。これからご案内する場所でご紹介いたします。」


ユウヤが大臣を会議室まで連れてくる間、他の俺たちは準備を急いでいた


「よし、こんなもんだろ」


慌てて掃除したが目に見えるゴミなどは全て無くしたつもりだ


掃除に満足した瞬間に大臣が来られた


ユウヤ「こちらでお話しをお伺いいたします。」


大臣「おぉ、これは立派なお部屋ですな」


会議室の壁には俺たち4人の肖像画がかけられていて


個人崇拝を思う起こすかのような部屋だった


ユ「こちらが我が国家のトップを務めるシュウキ、タケヒロ、ハルトの3人であります」


ユウヤに紹介された順番に握手をしながら軽い挨拶をし、会議室の椅子に座り、紙の書類をテーブルに並べ、会議が開始された


大臣「さてそれでは、単刀直入に聞きます。今回の全ての事件はユウヤ殿たちが管理するゼグラーンなる国家によって起こされたことで間違いはありませぬか?」


ユウヤ「はい、間違いありません」


大臣「それについて詳しく教えていただきたい所存であります」


4人全員が同時に息を呑んだ気がした


ユウヤ「信じられないかもしれませんが、我々はこの世界とは異なる別の世界から来たのです。」


大臣「続けてください」


ユウヤ「我々は未知の世界に迷い込んだことにより、自分たちの現状を知るためにこの基地周辺の調査を行ないました」


大臣「ふむ…」


ユウヤ「そこで我々はティダロフェル帝国領の一つの街を発見いたしました」


大臣「それがゼメシエルですか…」


ユウヤ「左様です。そしてその中の様子を確認するために我らはドラグーンによる空からの調査を決行いたしました。」


大臣「……」


ユウヤ「ですが、ティダロフェル帝国兵との衝突により、こちらも身の安全を守るために攻撃を許可いたしました。」


ユウヤ「これについては謝罪したく願っておりましたが、大きな衝突を避けるためにこちらから出向くことができませんでした。」


台本もないのにスラスラを言葉を並べれるユウヤの頭のキレの良さを改めてすごいとその横で感じていた


俺以外もそう感じただろう


大臣「それについては問題はありません、戦闘でのドラグーンと兵士は誰一人死んでおりません、一時的な怪我で済んでおります」


ユウヤ「それは今一度謝罪を行います」


大臣「いえいえ彼らも兵士です。国のために戦い抜いたのですからこればかりはどうしようもありません、未来に向けての意味のあることだったと捉えましょう」


続けて大臣が書類を出して、俺たち4人に配った


ユウヤ「これは?」


大臣「我らと平和的な条約を締結いたいしませんか?」


大臣「我が国ティダロフェルは昨年皇帝陛下が即位されたばかりであり、今不安定な状況を作りますと、陛下の身に危険が生じる可能性があるのです。」


ユウヤ「なるほど…」


そういうとユウヤは俺たち3人を見て言った


ユウヤ「賛成の者はこの書類にサインしてくれ、強制はしない。」


そう言ったユウヤだったが皆の答えは決まっていた


“平和的な解決ができるならそれに越したことはない”


戦闘主義のタケヒロも今回は賛成してくれた


異世界に来て1ヶ月が経った時、ゼグラーンは初めて平和への条約を締結した


大臣「ありがとうございます、そのですが失礼ながらユウヤ殿たちのゼグラーンという国家名は『ゼグラーン』でよろしいのですか?」


ユウヤ「いえ、それは簡単な略称であります」


大臣「では正式な名称を教えていただきたい」


俺たち4人に軽い笑顔が出た


ユウヤ「我らの正式な国家名は『ゼグラーン社会主義共和国連邦』であります」


この世界の地図を変えるかもしれない出来事が今この瞬間に起こったのだった

偉大なる同志諸君に乾杯!!!!

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