10.スポンジヤスリを買おう
タミヤ研磨スポンジシート
スポンジの表面に研磨剤がついたヤスリ。
これ、めっちゃ便利です。
私の場合は耐水ペーパーで表面を荒らすことによって艶消しにしています、原理的には曇りガラスと一緒です。そのため、ペーパーが届かないところはツヤが残ってしまいます。
そんなときにこのスポンジシートがあれば、形状が複雑な部品なんかも簡単に水研ぎできます。
ただ最大の欠点はお高いこと、さらに研磨剤がすぐに磨耗してヤスリの効果がなくなるから、すぐに使えなくなる。
こちらは一般的な耐水ペーパーのフィニッシングペーパー
ホームセンターで売っている物の方が安いという方もおりますが、うちの近所のホームセンターはあまり安くないので田宮のものを使っております。
1センチ四方当たりの単価で言えば、田宮のフィニッシングペーパーが約0.3円、研磨スポンジシートが約1.8円と6倍もの値段がする。
金で時間を買うタイプの人であれば、この研磨スポンジシートを湯水のように使うことで作業効率がかなりアップすると思うが、そうでない人は、どうしてもペーパーがけが無理な場所にだけ使うとか、気分がダレてきたのでさっさと終わらせたい時だけ使うとか使う場面を絞り込んだ方が良いと考えます。
今回製作したのはドムです。
胸の目くらましフラッシュ
一見なんでもないように見えますが
・ガンダムマーカー(白)で下塗り
・ポスカ(黄色)で上塗り
・中央の四角をコピックマルチライナーで墨入れ
・丸の外周をぺんてる筆顔料インキで墨入れ
と今まで試してきた技法の集大成です。
そしてふくらはぎ
前回試行錯誤した合わせ目消しの技で、延しランナーによる合わせ目消しを実施。
丸の部分でヒケが発生している。
タミヤパテを使っているときはよく経験した事象ですが、今回経験するとは思わなかった。
ヒケの防止には完全に乾燥させるのが一般的だが、乾燥のために二~三日放置するのは長すぎて待てないので、多少のヒケは諦める。
延しランナーを使用した合わせ目消しでは時間をかけたからと言って必ずしも綺麗に仕上がるとは限らないので、時間をかける意味が薄い。
今まで何の説明もなく延しランナーと言っていたが、これのことです。
ランナーをロウソクの火で炙って柔らかくなったタイミングで引っ張って延ばす。
冷えて固まると細いプラスチックの棒になる。
火を扱うので火災には十分注意してください。
自画自賛になってしまいますが、素組みとしては一つの到達点かと思います。
もちろん気になる点はあるし、手を加える余地も沢山あります。
ですが、これより良いものを作ろうと思うと手間と出来映えが釣り合わないとおもうのです。
私も昔は何か月もかけて下地処理からキッチリと作っていたのですが、数日で作った素組みガンプラと比べて、数か月の手間に見合うだけの差があるのかと言われると首を縦には振れません。
多少の不満は有っても、数日でこの出来映えであれば十分ではないかと今の私は思うのです。
『ほどほどの手間でそこそこの出来』を新たなスローガンとして二度目のガンプラ人生を歩んでいきたいと考えています。
かつての私は下手な玩具屋の在庫よりも大量のキットを持っていて、積みあがったキットの山を眺めるのも楽しみの一つではあったのですが、今は作ってこそのガンプラだと思うのです。
リードタイムの短縮は素組みの最大のメリットですが、もう一つの大きなメリットは完成後に遊び倒せること。
塗装をしてないから、塗装が剥げる心配もなく気軽に動かせる。
ガラスケースに入れて飾るだけよりも、手に取っていじり倒せることでグッと愛着がわいてきます。




