試合終了です
試合終了の笛が鳴る
4-2
形名 朴伝のチームの勝利であった
ゴールのうちわけは、朴伝は3ゴール、上杉 錬は1ゴール
相手チーム霧隠 恋は2ゴールである
二点差であるが、ボール支配率、シュート数は恋チームのほうが多い
試合終了後
両チームのほとんどの選手が肩で息をしている中、ほとんど攻撃でしか動いてない朴伝と錬が話していた
「凄いなお前のショートはデン、キックオフショートなんて始めてみたよ
しかも二本も決めて」
「レンちゃんこそスゲー左持ってるな」
身長180以上の大男二人がお互いを称えている
最高に気持ち悪い
そこに黒髪ロングの男が駆け寄る
恋である
悔しそうに
「今回は負けたけど、次はこうはいかなねぇぞ」
「「なんだ?姉ちゃん?」」
「俺は男だ!!!」
恋を二人でからかっていると、鎬 時貞が肩で息をしながら近づく
「はぁはぁ、三人ともタフだね
休み無しで90試合して疲れてないの?」
「シーシー、俺ら攻撃の時しか動いてないし」
「分かってるなら、守備もやってよ」
全てのテストが終わり、選手が集められる
先頭にいる女性天海 空が話す
「以上で今回の試験を終える
結果は後日、通達するので待て」
「俺のショート見てもらえたかな」
「運動量には自信あったからな」
「全然アピール出来なかった」
それぞれが感想をもらす
帰りのバス
朴伝はスマホでラップを聴きながら
(やっぱりサッカーって、簡単だよな
ゴールに向かって蹴るだけだし)
朴伝は、サッカーを本格的に始めてまだ二年である、持って生まれた攻撃能力で全国大会優勝を成し遂げている
「シーシーがいるからいいけど、あんまり楽しくないんだよな」
素直な思いを口にすると、隣の鎬が話しかけてきた
「それは、まだデンが壁にあたってないからだよ」
イヤホンを外し
「壁ねー、格闘技やってた頃は、才能無いって言われてたけどな」
少し朴伝が暗い表情になる
すると、スマホからLINEの通知がくる
LINEの相手は朴伝の彼女 45件
試験場
天海は、スタッフと話していた
「やはり形名 朴伝は、凄まじい攻撃力の選手でしたね」
スタッフの1人が話す
すると天海は
「しかし、現代サッカーで守備をしない選手は扱いづらいのも事実だ」
場が静まりかえる
するとメガネのスタッフが
「そこら辺は、戦術でカバーすればいいのでは?今回ハットトリックを決めたのは形名くんともう1人しかいないわけですし」
天海は
「そうだな、点を決めた選手を落とすのは考えてない
ただハットトリックが二人だけとは、本当に日本のサッカーに才能は、いなくなったんだな」
「仕方ないですね
人気低迷で予算欠如、競技人口低下でなかなか若者に手が出しにくい競技になりましたから」
「今回のプロジェクトが失敗するとよいよ日本サッカーの終わりだな」




