パサー
「はい、氷室交代」
形名 玄人が告げる
「おめでとう合格ね」
氷室 蘭丸は意外そうに
「あらー、ホンマ?」
「あと上杉、霧隠、杉田以外全員交代
帰っていいぞ」
「「え?」」
「不合格って言ってんだよ」
選手が騒ぐ
「何でですか⁉️」
「まだやれます!」
玄人は無表情で告げるのだった
「人生かけてんのか?お前ら?格上だからって勝負しにいく気ない奴ら試合出す暇ないんだわ」
スタッフが選手たちを帰らせる
玄人が
「次お前とお前とお前入れ」
鎬 時貞も呼ばれた
形名 朴伝が
「シーシー頑張れ」
「行ってくるよ」
相手のレオナルド・エヴァも交代するようだ
代わりの選手がはいる
イ・スンイ 30歳
身長183センチ 体重75キロ
ポジションはフォワード
韓国最高選手の評価を得る万能フォワード
試合再開
相手のフィジカルのほうが強く、中央の支配率に差が出る
スンイへボールが渡る
「させねぇ!」
杉田 豊久が当たる
ボール奪取からパス
ボールが鎬に渡る
1人かわす
次々に相手選手が向かってくる
鎬は左サイドを駆ける
動きは軽い
霧隠 恋が中央で走り出す
マークが集まる
鎬は奥の上杉 錬に浮き玉でパスを出す
しかし、戻ってきた相手選手が当たる
体格は互角だが、錬は威にかえさない
(今度こそ決める‼️)
ダイレクトシュート
コースは右端
ゴールが揺れた
2-2
「はい、上杉交代」
錬はピッチを出る前に鎬に親指を立てる
鎬 時貞 17歳
身長168センチ 体重59キロ
ポジションはミッドフィルダー
創部二年目の部活で、全国大会優勝に導いたキャプテン
小柄ながら中盤のポジションならどこでもこなす
パスの種類、精度は異質と評価される
フリーキックも武器の一つ
笛が鳴る
「前半終了‼️」
天海 空が告げる
ピッチ外
玄人が楽しそうに
「お疲れ
何か勝つために気がついたことはある?」
杉田が
「ディフェンスラインのコントロールが機能してませんね
あと一枚守りを増やしたいです」
「勝つために守ると?」
「はい」
すると、鎬が手を上げる
「勝つためには点数とらないといけないと思います
ラインを上げましょう‼️」
杉田が苦い顔で
「格上相手だぞ⁉️まずは守りから固めるべきだ‼️」
「格上って言っても、エヴァ選手がいた時より攻撃力は弱いでしょう
それにせっかく世界と戦えるなら、正面からぶつかり合い」
鎬は引かない
二人の意見が食い違う
そこで玄人は
「攻撃も守備もこなせる選手を加えれば良い
空ちゃん、そういう選手選んで」
「では、竜ヶ峰 幸村後半から入れ」
竜ヶ峰 幸村 19歳
身長175センチ 体重68キロ
ポジションはミッドフィルダー
日本サッカー界、最後の希望と言われている選手
総合的に高い技術をもち、パス、ドリブル、シュート全てで結果を残せる
幼い頃から海外でプレーし、サッカー界全体の未来を託された存在
デ・プライネ二世の異名をもつ
「分かりました」
後半開始
幸村を中心にボールを回す
朴伝は、思う
(シーシーと似たタイプの選手かな?なかなか面構えがいいな)
パスが面白いほど繋がり
自然とラインが上がる
敵が下がりだした
幸村のミドルシュート
これはポストに嫌われる
すかさずセカンドボールを鎬がとる
すぐにパスは出さずタメを作る
中央に恋が走る
「こい‼️」
鎬は浮き玉でパスを出す
突貫
恋のヘディングがゴールを射抜く
「おォォォォォ!!!!」
3-2




