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嵐が…………くるっ!!



短めです。






「ごめんリア!おまたせ!」


そう窓から飛び降りて玄関に走り着いた俺は、ずっと待っていたであろうソフィーリアに謝る。

すると玄関の方を向いていたソフィーリアが「えっ?!」という声をあげ、それからこちらに駆け寄ってきた。


「ナノシアくん!何処から出て来たんですか?私、玄関から出てくるの待ってたんですけど」


「ごめんごめん。イクシアがさっきまで離れなくてさ……………気づいたらこんな時間でね。あっ、いや別にイクシアを責めてるわけじゃないよ?気づかなかった俺が悪いだけだから」


「分かってます、イクシアちゃんはお兄ちゃんべったりですもんね。最近は私に全然構ってくれませんけどイクシアちゃんの面倒を見るのに忙しいですもんねそうですもんね。でも大丈夫です私はナノシアくんのお嫁さんですしいつかは私たちの方に帰ってきますもんね」


あ、あれ?なんかソフィーリア怒ってる?


「あ、あの、リア?なにか俺に不満があるなら言ってね?ほら、最近はイクシアにつきっきりだったけど学園ではリアとアリスの二人しかいないだろ?

だからそこで思う存分話しかけ「でもナノシアくん。またお嫁さん増やしそうな気がします。ナノシアくんは鈍感はーれむやろう?らしいですから」……………………ははは、そんなことあるわけないと信じたいが否定しきれない自分もいる、、、まぁ、うん。学園でいっぱい話そうか」


「まぁいいです……………んっ」


そう諦めた風にいって、何故かソフィーリアが手を出してくる。


「ん?」


「ん!」


「んん?」


「……………手を繋いでほしいってことです!それくらい気づいてください!」


「いや理不尽過ぎないかなっ?!気づけないよそんなこと…………いやまぁいいけどさぁ……………その、恥ずかしくないの?」


「確かに恥ずかしいですけど……………牽制です」


「牽制?なんのこと?」


「分からないならいいです。さぁ、早く行きましょ」


そう言ってソフィーリアは、俺の手を引っ張りながら学園へと向かうのだった。


いや、今日のソフィーリア機嫌悪くない?



ーーー



学園へと向かう途中。ソフィーリアと一瞬手を離した瞬間、俺は急に持ち上げられた。


「ごめん!この人ちょっと借りる!」


そう言って多分女であろうそやつに、俺は「へああああああ?!」という情けない声を上げながら連れ去られていったのだった。



その時ソフィーリアは、呆然と立ちすくしていたらしい。(後日談)





昨日はすいませんでした!構成みたいなのは完成してたんですけどなかなか肉付けがうまく行かなくて気晴らしに別作を書かせていただきました。


あと一ヶ月毎日投稿企画もラストスパートです!なんかこの一ヶ月で新作が量産された気がします。


企画終了後の更新頻度ですけど、2,3日に1話くらいを考えてます。


もしかしたら毎日投稿を続けるかもしれません。

あくまでもしかしたらだけど

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