学園までの最大の敵は妹様
ついに学園編!かと思えばまだ学園に辿り着いてません。
とりあえず次回はテンプレ(ちがう、)を挟むと思います
王太子になってから俺、ナノシア・アスフィリアは王都に住んでいた。
礼儀作法から国務、躱し方や命令権など様々なことを教わり、めちゃくちゃ精神が死にかけた。
そして俺は10歳になり、ついに学園に入ることになった。
歳が1つ上だったアリスは一年先に学園に通うことになったのだが、入学する前日はめちゃくちゃ泣いていた(放課後は毎日帰ってきている)
それに加えるようだが、妹が出来た。
名前はイクシアといって、なんでも『シア』をお揃いにしたそうだ。
そして学園に行くのに1番の不安要素がイクシアでもある。
なんとイクシア、俺にべったりなのだ。
俺は毎日帰ってくるとはいえ、イクシアは多分泣くだろう。というか絶対泣く。
そのことを考えると憂鬱というかなんというか…………胃が痛い。
それでも俺は学園に行かなければならないため、心を鬼にして俺の膝で寛ぐ妹に伝えることにした。
「ねぇ、イクシア?お兄ちゃん、今度から学園に通うことになるんだけど、いい子にお留守番出来る?」
「…………おにぃ…………いなくなっちゃうの…………?」
……………もうすでに涙目なんですけどイクシアが!
ちょっ、罪悪感が凄い!やめて!潤んだ目でこっちをみないで!俺が泣かせたみたいだから!いやまぁ俺が泣かせたんだけどね!
「いや、あの、毎日帰ってくるよ?ほら、アリスお姉ちゃんがいるでしょ?あんな感じで通うことになるだけだから………お母さんと一緒に待ってられる?」と頭を撫でながら言ってみる。
すると涙を流しながらもコクっ、と頷いた。
「うぅ…………イク、頑張ってお留守番する。お母さんと一緒にお留守番する………だから、帰ってきたらいっぱいあそぼ?」といって俺の膝から降りるイクシア。
いやまじこのこてんしすぎまじやばばかわわてかまじでやばみんご………………はっ、語彙力飛んでってたわ。
俺は語彙力に致命傷を受けながらも「わかった。イクシアはいい子だな!今度なんでもお願いを聞いてやる!」といってまた頭を撫でる。
するとイクシアが目を細めながら、俺に対する特攻技(精神)を放ってきた。
「ん………じゃあおにぃ、チューして?」といって、抱きついてくるイクシア………………って!え"?!
「ちょっとイクシア?流石にチューは駄目だと思うな…………ほら、好きな人同士がすることだからね?」といって宥める。てか拒む。いや、イクシアめちゃくちゃ可愛いけどね!流石にね!妹だし!いや妹萌えってあるけどね!でも流石にちょっと…………いや、兄として拒まなきゃね!
そんな脳内で自分と格闘していると、イクシアが横から脳内クリティカルアッパーを放ってくる。
「おにぃ…………イクのこと嫌いなの?イク、おにぃのこと好きなのに………」といってまた涙を流すイクシア。
いや、ほんとどうすりゃいいの?!
「いや、あの、俺もイクシアのこと好きだよ?でも、なんていうかその…………ほら、お父さんとお母さんいるだろ?お母さんが他の男の人とキスしたことないだろ?それと同じ…………ではないけど、まぁ男として好きとかじゃないとキスはだめなんだよ」と言ってみる。
しかしそんな紙切れは速攻で妹様によってぶった斬られた。
「イク、おにぃのこと男の子として好きだもん!イク、おにぃと結婚するんだもん!だからいいのぉ!」
そう言って俺の唇を奪おうとぴょんぴょんし始めるイクシア、いや、まじで万事休すなんだが……………あぁ、もう!
「チュッ」
と言う音が部屋に鳴り響く。そう。俺はイクシアのおでこにキスをした。
するとイクシアは「えへ、エヘヘ、おにぃとチュッ、きゃっ」と言いながらご機嫌な様子で俺の部屋から出ていった。
「ふぃ…………あぶねぇ…………って時間やばっ?!はよ行かなければ!」といって部屋の窓から飛び降りる。
以前ならば流石に魔法を使わなければいけなかったが、今は鬼畜の特訓による成果で崖から飛び降りても痛い程度で済むようになった。
俺は玄関の外にいるソフィーリアのところを目指して走り出したのだった。
昨日はラブコメ上げてました。良かったら。
やっと学園編です!まぁまだついてませんが。
9月19
新作投げてきました。『World Ruler』
意味的には世界の支配者です。なんかちゅうにっぽいですねww
あと報告ですがブクマ100,PV20000超えましたー!ありがとう御座いますっ!




