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第37話 練習…再開!

Q:ここまで前話との間隔が空いたことの感想は?

A:正直、すまんかった。

6/25 AM10:00 アイドル部 部室にて

「それじゃあ!テスト期間も終わったし…ここからアイドルコンテストの本戦まではひたすらに練習だよ」

「アイドルコンテストまで後どのくらいだったかな?」

「あと1ヶ月って所だぞ」

「それじゃあ、練習スタート!…と言いたいんだけど、本格的に本戦に向かって練習する前に本戦に出場する強豪校と…って、あっ!波多野くん、もう本戦の組み合わせって

「ああ、出てる筈だ」

「それじゃあ、ちょっと出してくれる?」

「はいはい」

「うん、ありがとう」

「実は俺も初めて見るんだが…あまり強豪校が居なければいいな」

…

「「…は?」」

「えっ…どうしたんですかっ?」

「おーい…大丈夫かい?」

「いやいや…ずっと固まってますけど」

「…大丈夫か?」

「いやいや…!大丈夫も何も地獄だよ!」

「ヤバいぞ…これ」

…

「ちょっと一回落ち着いて、何がそんなに凄いのか私たちにも教えてくださいよ」

「えーっと…まず大前提として一回戦は1グループ中の上位3チームが二回戦に出られるんだけど…」

「毎年ベスト8常連のチームが3チーム居るんだよ」

「そのチームは…どのチームなのだ?」

「鹿児島県の國學館高等部、愛知県の皐月学園高校、あと高知県の土佐学芸高校だ。その中でも國學館は別格だな」

…既に同じグループのチーム全てに名前で負けてる気がするが…強豪3チームと違ってこの学校はごく普通の公立高校だからな。まあしょうがない。多分。

「だから、その時点で私たちは番狂わせを起こさなきゃいけないんだよ」

「恐らく國學館が1位だろうから、皐月学園か土佐学芸のどちらかに得点で勝たなければいけない。まあここは3位でギリギリ通過できただけでも御の字だ」

「さらに、もしそこを勝ち上がれたとしてもその次の二回戦まで地獄なんだよね」

「1位と2位通過は可能性としてほぼ0だから必然的に3位通過が一番現実的なシナリオだろうな。その場合、二回戦は上位2チームが三回戦進出なんだが恐らく同じグループに埼玉県の淑徳海成高校と静岡県の藤嶺理誠高校が来るんだ」

「そうするとその2チームのどっちかに勝たなきゃいけないし、その次の三回戦は多分また國學館と宮崎県の日向学園高校がいるから…どれだけ上手くいってもここの突破ばっかりは流石に無理だね」

「そうだな。…まあ簡単に言えば積み、もっと言えば二回戦まではともかく三回戦突破は絶対に無理、不可能だ。…あまり言いたくは無いがな」

「何だかよく分かったような、良く分かんなかったような…ボクはちょっと混乱してるかな」

「私も…微妙ですね」

…まあそりゃ二人でヲタクの如く超早口で延々と喋ったからな。とりあえずこの組み合わせの恐ろしさが伝わればいい。

「とにかく、練習するしか無いね」

「そうだな。勝つためにはそれしか無い」

どうせ優勝なんて出来る訳がないのでもっと現実的な目標を掲げるべきだ。…もしかしたら三回戦も突破してベスト4とかありそうだけど。

「とりあえず、目標を立てるべきじゃないかな?」

「そうだな…まあ二回戦進出、出来れば三回戦進出、要するにベスト8って所じゃないか?」

「そうだね!練習して、目指せベスト8!…とまでは行かなくても、自分の出せる力を精一杯出せるようにしよう!」

「「「「おーっ!」」」」









AM12:00 アイドル部 部室にて

「もういい時間だし、そろそろお昼ご飯にしよう」

「「「「はーい」」」」

という訳で、俺渾身の(そして本家今川さんには劣る)弁当である。だが最初の頃に比べたら出来栄えもかなり良くなっていると思う。

やっぱり今川さんは俺の身体に似合わぬ完璧な彩りの弁当だ。…また俺のイメージが崩れ行くな。

「パパっと食べて、早く練習に戻ろうね」

「波多野先輩は相変わらず綺麗なお弁当ですねっ!」

「まあな」

確かに俺も料理は得意になった…なったがその弁当には届かない。その弁当は俺が作った物じゃないと言いたいな…

そして大友さんは何となく食べ方が上品だな。忘れがちだが、一応大友さんはそこそこの大企業のご令嬢なのだ。そんな気はしないけど。…どうしてもそういう場所に出てくる物なのだ。

それじゃあ、午後の練習も頑張りましょう!








PM3:00 電車内にて

今日は疲れた。久しぶりに身体を動かしたからな。

…眠い。まあ別にそこまでしんどい訳でもないのでどうと言う事は無いのだが。

今川さんの身体で電車には乗りたくないな。まあこれだけの美少女なのだからある程度は仕方ないとは言え、見回すような視線や言葉、時には痴漢と思わしき人物に手を出されかけることもある。

気持ち自体は分からない事もないが…でもだめな事はだめだ。

手を出したりしている奴らがもしこの美少女の中身が男だと知ったらどんな顔をするんだろうな。

とまあそんな風にジロジロと見られている内に降りる駅まで到着したな。

今日は土曜日、明日は日曜日だ。明日も練習はあるのだが…身体は果たして持つのだろうか。

「はぁ…やっぱりちょっと怖いよな」

…今日はもう帰ったら寝よう。

ここまで遅れて本当に申し訳ありませんでした。

あと一応Twitterも始めました。次話投稿の予定なんかも発信する予定です。


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