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冴えない男子高校生の俺がもしも超可愛い「女子高生アイドル」になったなら  作者: いず
第二章 遂にアイドルコンテスト開幕…!
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20/41

第18話 (勝手に思ってるだけだけど)最大のライバル登場!のはずが…

PM01:00 新川市体育館にて

「やっぱり東牧高校も上手いな」

東牧高校は絶対的エースがいる。

「今年のチームの中心は去年と変わらず府内さんだね」

去年、二年生ながら強豪の東牧高校を引っ張るリーダーって新川南高校の萩さんと一緒に話題になってたな。

「この人も今川さんと同じくらいの実力があるぞ」

自分で言うなよ…いやまあ事実なんだけど。これって俺も自分のこと自分で言ってるんじゃないか?…分からなくなってきた。

「ここと当たるのは決勝だから、今はまだそんなに気にしなくても良いかな」

「「「「はーい」」」」

…

後攻は佐山高校だ。…まあ勝つのは東牧高校だろう。ここも当たりが悪かったな。

「うーん…やっぱり実力が違いすぎるね…」

「佐山高校は運が無かったな」

佐山高校もそれなりの実力はあるんだがな。

「次撮っておくのは…第21試合の新川南高校だね」

「私たちの出番は午後五時半って所ですかね」

「まあ…多分そんな所だろうな」

「みんなはそこに向けて気持ちを整えておくんだよ!…特に結城さん」

「「「はーい」」」

「は、はい…」

…一体全体どうしたら良いのやら。









PM04:25 新川市体育館にて

いよいよ新川南高校の実力が見られる訳だが、一体どんな感じだろうな。

「いよいよだな」

「そうだ…ね…って…ん?」

会場全体がザワザワとした雰囲気に包まれる。どう言うことだ?って…

「「あーっ!」」

「「「んー?」」」

「先輩達どうしたのだ?」

「い…いない」

「いな…い?ってどう言うことなんだい?」

「ほら…萩さんが…」

「萩さんがいない?ってどう言うことですか?」

「私たちにも分かるように説明してくださいよっ…」

「あ…ああ、つまりだな?」

「「俺たち(私たち)は…」」

「「「「私たち(俺たち)は…?」」」」

「「新川南高校への勝機が一気に高まったかもしれない」」

…

やはりチームを支える屋台骨である萩さんの離脱は新川南高校にとってかなり厳しいもののようで、本来の新川南高校の実力ではないように見える。

「何だか今一つって感じだな」

「でもボクからしたらかなり実力はあるように見えるんだけど…」

「ところで、なんで萩さんは試合に出ていないんだ?」

「もしかしたら…怪我、とか?」

「だったら大会案内の時にわざわざ萩さんが出てきた理由も分かるというものだぞ」

怪我…自分で言ってて中々突飛な発想だとは思うが、もしそうだとしたら俺たちにとってはラッキーだな。…言い方は悪いとは思うが。

「よし…今日やるのは「二番」で良いんだよね?」

「先輩自分で言ってたじゃないですか」

「ごめんごめん」

あ、そうそう…二番って言うのは台本の種類のことだぞ。ちなみに三番まである。

一つの台本に付き一回しか使ってはいけないから、ここも一つの勝負だな。

一番得意なのは一番だが、ここは敢えて不得意とする二番を消化してしまおうという作戦である。

「じゃあ、試合に向けてしっかり気持ちを準備するんだよ」

「「「「はーい」」」」









PM04:45 新川市体育館にて

出番が刻一刻と近づいてるな。

「はぁ…緊張するね」

「そうですか?」

大友さんは強靭なメンタルの持ち主だからな…

「今の所一番実力的に強いのは東牧高校かな?」

「まあ…多分そうだろうな」

新川南高校は一回戦意外と接戦だったからな…これは分からなくなってきたぞ。

「私たちが新川南高校を倒せたら、この大会で一気に流れを掴めるかな」

「そういう点でもやっぱり三回戦がボクたちのターニングポイントだね」

「重要なのは三回戦…だが、一回戦とか二回戦で足を掬われるんじゃないぞ」

「「「「はーい」」」」









PM05:00 新川市体育館にて

遂にリハーサル室まで来た。あと三十分って所だな…

「意外と時間ないからね!早く着替えちゃって」

「「「「はーい」」」」

…

まずはスカートだ。これを履くのに少し慣れてしまっている自分が怖い。

相変わらずトップスの構造は全く分からないが、大体の順番は覚えた。

これで…よし。靴を履いて終了だ。

「みんな準備出来た?」

「「「「はーい」」」」

ここまでは順調だ。まだ五分しか経ってないし。

「次はメイクだな。素早く綺麗に仕上げてくれよ」

メイク…最上さんとか間に合うんだろうか。

…

と思ったらしっかり間に合ってた。

あと十分か。何とか間に合いそうで良かった。

「じゃあ最後に髪の毛整えておいてね」

「「「「はーい」」」」

…

あと五分だ。ヤバい…緊張する。

大友さんはびっくりする程落ち着いてるな。

松平さんと最上さんも少し緊張はしているみたいだが、適度な緊張でいいんじゃないか?

取り敢えず問題は…あの人だ。

「玲奈ちゃん…?」

どんだけメンタル弱いんだよ…

「ほら、深呼吸、深呼吸!」

「「すぅ…はぁ…すぅ…はぁ…」」

「ちょっと緊張がほぐれた気がするぞ」

「だったら良かった…みんな準備出来たかな?最終確認するよ」

「「「「はーい」」」」

…

「よし!全部確認したね」

こっちをが先攻だからな…緊張する。

…よし。

「ほら…出番だぞ」

「みんな…行くよ!」

「「「「おー!」」」」

いよいよ戦いが始まるな…

ちなみに主人公たちのいる相模県は相模原市が県庁所在地です。相模原市が県庁所在地ですが名前は新川市になります。

大体町田市や座間市辺りから厚木市、秦野市、御殿場市を通って富士宮市の辺りから北上して山梨市、そこから秩父市まで行きその後は所沢市、多摩市などを通って町田市、こんな感じの県境です。東京は面積が半分くらいになります。富士山は相模県のものです。

なんか自分で言ってて無理あるだろって思いますがこんな感じです。



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