異世界転移と猫耳の義理妹(いもうと)
異世界転移系の義理妹ラブコメ小説です!
俺の名前は高峰成一、一応普通の高校生。
学校からの帰り道に突然目の前が真っ暗になったと思ったら…目の前には神様が居た。
なんでも俺を間違ってここに呼んじゃったらしい…
「どんなうっかりさんだよ!?」
「てへぺろ」
神様がてへぺろしてやがる、殴りたい…けど
戻れないしな…それに…戻っても…
(昔の妹との思い出に浸る)
俺には妹が居た、かわいい妹だったけど…
俺が小学生の頃に病気で亡くなったんだ。
まあ、仕方ない…か、よし、気持ちを切り替えよう。
てへぺろ神の話によれば、異世界の時空の揺らぎを神様の力で修復中にミスって、俺を間違って召喚してしまったらしい…
まったくはた迷惑な話だが、お詫びとして異世界に転移させてくれるらしい。
異世界にも街や森やダンジョン等があって、楽しいみたいだ。
こうなったのも何かの縁だし、犬に手を噛まれたと思って異世界に行く事にしよう。
俺は異世界に行く事にした事をてへぺろ神に伝えたら、さっそく転移させてくれた。
更に異世界で困らないようにポーションや薬草やお金や魔法までくれた。
「ここが異世界か?って森の中じゃねぇか!?」
「普通、街や村や王国とかだろ?」
「秒で転移させやがったからなぁ…あのてへぺろ神」
「どうせ行き先もランダムだろうな」
思わず突っ込みを入れたが、気持ちを切り替えよう。
多分また、てへぺろしてやがるなあの神…
拳に力を入れながら...歩き始める。
しばらく森を進むと、木で出来た一軒家を見つける。
一応中を確認したが、誰も居なかった。
その割には外も中もしっかりしていたし、中も割りと綺麗だった。
しかも外からの魔物避けの結界まで…
すると俺の目の前に紙切れが突然現れた。
内容はあのてへぺろ神からだった…間違って森の中に転移させたお詫びに一軒家をプレゼントしたみたいだ。
「何がプレゼントだ!何がお詫びだ!!」
紙をくしゃくしゃにして投げつけて…外に外出する。
ちなみに所有者以外立ち入り禁止機能付きだ。
一軒家の中にあった武器を持って、しばらく森を進むと…
「たす、け…て…」
声が聞こえた気がしたので、放って置く事も出来なかった俺は…
声がする方向に全力で走って向かう。
すると、森の中に誰かが倒れていた。
俺は急いで倒れている人に駆け寄ると…それは幼い女の子のケモ耳…いや猫耳か?
いや、そんな事は今はどうでもいい!
「おい?しっかりしろ!!」
「だ、誰?」
「黙っていろ!」
俺はその猫耳の女の子に回復魔法をたくさんかけた。
「よし、血は止まったな?」
俺はその猫耳の女の子の背負って、急いでさっきの一軒家に戻った。
そのままベットに寝かせて、血で染まった衣服を脱がせて、てへぺろ神にもらったありったけの薬草や回復ポーションを使った。
回復ポーションは飲ませる事が出来なかったので、口移して飲ませた。
迷っている暇はなかったからである。
それから傷に薬草や傷薬を塗って、包帯を巻いて…
あれから何時間たっただろう?必死に治療を行った。
もちろん常時回復魔法をかけながら...
そんな作業を続けた結果、何とか一命を取り留めた猫耳の女の子。
「はあ、はあ、何とかなったな…」
自分でも驚いている、見ず知らずの女の子にここまで必死になるなんて。
多分、俺の妹に重ねてたんだと思う。
「とにかく…これで大丈夫だろう…俺も少し休もう…」
「……ん?あ、あれ?視界が…」
そのまま倒れるように眠る俺。
小鳥らしき魔物の鳴き声が響く。
「お、俺は…そ、そうだった!あの子は!?」
ベットを見ると居なかった...
多分、元気になって出て行ったのか?
「まあ、それはそれで良かったよな…」
「…あ、あの?」
「ん?」
声がする方向に目をやると、そこには猫耳の女の子が立っていた。
「元気になったんだね?良かった...」
「ッ!」
サッと、壁の影に隠れる。
そりゃそうだよな?
俺は怖がらせないようにゆっくりと近いて、その猫耳の女の子の目線に合わせてしゃがむ。
「俺の名前は高峰成一っていうんだ...」
「…………」
「君の名前は?」
「…………」
「れ…」
「ん?」
「…レイナ…」
「よろしくね?レイナちゃん」
「うん」
良かった...怖がってはいないみたいだな。
「た…」
「うん」
「助けてくれてありがとう」
「うん…レイナちゃんも元気になってお兄ちゃん嬉しいよ?」
「うん!成一お兄ちゃん!」
…ッ!!、猫耳の女の子のお兄ちゃん…思っていたより…
か、かわいい!!
「?…」
て、天使かな?この子は?
おっと、いかんいかん…
俺はレイナちゃんを抱き抱えて、ベットに座らせる。
薬草と薬を調合した飲み薬を作って、苦くないように味を甘めにして、飲み安いように少し温めの物をレイナちゃんに渡して優しく飲ませてあげた。
「大丈夫?」
「うん…」
それからしばらくしてから、レイナちゃんから事情を聞いた。
あの森で一人で暮らしていたが、魔物に襲われて怪我をしていたところに俺がちょうど現れたらしい。
「……」
「レイナちゃん?」
「うん?」
「ここで俺と一緒に暮らさないか?」
「え?」
「もちろん変な意味じゃないよ?」
「で、でも…」
「俺がレイナちゃんを二度怖い思いをさせないから」
「……」
「レイナちゃんがどうしても嫌なら…別だけど…」
「んーん、嬉しいよ」
「ほんと?」
「本当だよ」
「じゃあ、よろしくね?レイナちゃん」
「うん!成一お兄ちゃん!」
…と言って抱き付いて来る、レイナちゃん
「俺が絶対にレイナちゃんを幸せにしてあげるからね!!」
「うん!成一お兄ちゃん!」
「大好き!!」
一方で、てへぺろ神は…
感動して、大泣きしていた。
ご褒美として、高峰成一にスキル【義理妹LOVEパワー∞(インフィニティ)】を本人に確認しないで、プレゼントした。
スキル【義理妹LOVEパワー∞(インフィニティ)】は常時発動のスキルで、義理妹を想えば想う程、無制限に全ての能力と身体能力が絶大にパワーアップするスキルです。
更に義理妹を想う事でありとあらゆるチート能力を無制限に使用可能で、どんな事でも発動者の思い通りになり、本来存在しない力や奇跡が全ての事象や因果律や常識を無視して発動を可能にします。




