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初恋  作者: rein
第3章〜高校3年生〜
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94話『私立大学試験』

2月1日。


今日は、優大の私立大学の試験日。


私は、授業中大丈夫かな…とずっと優大のことばかり考えていた。


本人は、試験前、余裕と言っていた。


優大なら大丈夫。そう思ってはいるのだが、やっぱり心配だった。



『試験終わったよー』


お昼過ぎ、学校が終わり、帰っていた時にLINEがきた。


『お疲れ様。どうだった?』


『全然大丈夫。簡単すぎて時間めっちゃ余ったわ』


『そっか笑結果いつ出るんだっけ?』


『来週かな?』


『じゃあ、それまでドキドキだね』


『まぁね。そっちもう学校終わったんか』


『うん。今日から仮卒だよ』


『いいなー、俺にもくれー』


私立試験は終わったが、今月の終わりに本命の公立試験があるのだ。


そのため、受験生に仮卒など関係ないのだ。


『頑張って。応援してる』


『うん、頑張るわ』



そして、一週間後…


~♪


朝、寝ていた時に電話が鳴った。


誰だろうと、寝ぼけながら電話を取った。


『もしもし』


『あ、ごめん。寝とった?』


『ん…優大?』


『うん。俺』


『どしたん?ってもう9時やん』


『怜奈にしては、遅起きやんな』


『うん、昨日色々してて寝るの遅くて』


『ほーなんや』


『それで、どうしたん…?何かあった?』


『俺な…私立大学合格しました〜!』


『え…え!?ほんと!?おめでとー!そっか、今日か』


『予想以上の反応やった笑普通におめでとうとか、良かったねだけかと思ってたら』


『いや、多分寝起きやったしや笑寝起きじゃなかったらそうやったと思うよ』


『そかそか、今月末の試験も頑張るわ』


『うん、ずっと応援してるよ。またいつでも電話してきて。』  


『うん、ありがと』


そして私たちは電話を切った。

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