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初恋  作者: rein
第3章〜高校3年生〜
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92話「免許センター」

自動車学校に通いだして、2ヶ月が経った。


今日は授業最終日。いよいよ明日は免許センターでの本番だ。


「明日、7時にバス来るからそれまでに来てね」


教習所の先生が、集合時間を伝えに来た。


私が通っている自動車学校は、ここから免許センターまで月曜日と金曜日だけ送迎をしてくれる。


なので、明日月曜日に行こうと思っていたのだが、他にも月曜日にした理由があった。


最初は、何曜日でも構わなかった。


いつ行っても同じだと思っていたからだ。


私は、先生に


「いつ本試験を受けようか迷っているんです」


「そうなの?じゃあ月曜か金曜にしたら?バス出てるし」


「そうですねー、でも火曜日学校ないんですよね」


「火曜日は行かない方がいいよ」


「え、どうしてですか?」


「それはね…」


免許センターでは、筆記問題だけなのだが、各列ごとに問題が違う。


簡単な列があれば難しい列もある。


しかし、火曜日だけは全ての列が難しいらしく、落ちる人がほとんどらしい。


そのことを先生が教えてくれたので、バスが出ている月曜日に行くことにしたのだ。




次の日


6:40に自動車学校に着いた。バスが来るまで中で待機。その間、私は優大と連絡を取り合っていた。


『今日本試験やったっけ?』


『うん、そう。緊張する。優大はセンター試験だよね?』


『そうや、本番じゃないけど、同じ気持ちで挑もうと思ってるから俺もちょっと緊張してる。』


『そうなんだ、お互い難易度は全然違うけど、頑張ろうね』


『おう』


私は免許取得のためのテストで、優大は志望校に行けるかどうかを知るためのセンター試験がある。


2人とも上手く行きますように…



免許センターに着いた。


緊張しながらも、手続きを済ませていく。


終わると、試験場に案内された。


試験開始の合図があるまでは、何をしていてもいい。


私は教習所の問題対策プリントを読み返していた。


担当教員が、来て試験開始。


試験時間は長いようで短い。


残り10分の時ようやく問題が解き終わった。


自信がない問題にチェックを入れていたためそれを再確認していく。


この試験は間違いが10個以下なら合格だ。


しかし、私かチェックしていた数は11個だった。


私は残り少ない時間で見直し始めた。


全てに目を通し終わった時、


「やめ!」


試験が終わった。


1時間後、合否が出る。


待っている間、私は一緒に試験を受けにきていた桃華と昼食を食べに行くことにした。


「怜奈どうやった?」


「最後見直してる時、自信ない問題が11個あってさ、めっちゃ焦って見直したんだけど見ているうちに正解分からなくなっちゃって。あんま自信ないんだよね」


「本当?私もなんだよね」


「そうなんだ、ていうかさ、習ってないやつ出たよね?何個か」


「確かに、あった。何これ!?ってなったもん」


「だよね、緊張するよー。終わったはずなのに」


「でももう待つしかないからね」



それから1時間が経ち、番号が表示されるフロアに向かった。


「只今より、この画面に番号が映し出されます。番号がある人は合格で手続きをしに、教室に入ってください。なかった人はよく勉強してまた来てください」


教官が言い終わったあと、番号が出た。


「番号は…」


目で追っていくと、


「あった…」


「怜奈!受かったよー!」


「本当!?うちも受かったーもう安心した」


「そうだね、じゃあ行こっか」


私たちは手続きをしに、教室へ向かった。



そのあと、バスで自動車学校に帰った。


『優大!無事免許獲得しました〜』


『おめでと!俺も出来は良かったよ』


『本当?良かった〜』


『お疲れさん』


『ありがとう。優大もお疲れ様。明日は休みだからゆっくりしてね』


『おう、ありがとう』



2人ともいい結果で良かった…


私は帰ってから、両親に笑顔で報告した。

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