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初恋  作者: rein
第3章〜高校3年生〜
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89話「突然の電話」

「怜奈帰ろー」


「ごめん!今日から車校ねん」


美鈴に帰ろうと言われたが、今日から自動車学校に通うため帰れないと断った。


内定を貰った生徒は、自動車学校、バイトの許可が下りる。


「そっかー、頑張って!」


「ありがとー、それで本当ごめんねんけど、うち車校ない日バイト入れてるからしばらく一緒に帰れんと思う」


「え、そうなん!ハードスケジュールやね」


「まぁね、でも頑張るよ」


学校が終わってから、車校やバイトに行くため、疲れるが、頑張ろうと思った。


そのため、優大とは忙しくて会うこともなく、電話、LINEをすることもなくなってしまい少し寂しかった。



そんなある日、バイトの日だった。


いつもと同じ時間に上がり、帰り支度をして自転車に跨った時、電話が鳴った。


『もしもし?どうしたん?』


相手は優大だった。突然かかってきたため、何かあったのかと思いどうしたのか聞いた。


『いや、元気にしとるかな?って』


『え、うん。元気やよ』


『そっか、良かった』


『それ聞くだけのために電話かけてきたの?』


『まぁ、そーやね。土日もバイト?』


『土曜日は車校やけど、日曜はお休み』


『久々に会わん?』


ずっと会えていなくて、会いたいって思っていたので、とても嬉しかった。


『うん!会いたい!』


『じゃー、会おっか』


『うん』


私たちは電話で、どこで会うか、何時にするかなど楽しく決めた。


『じゃー、1時に俺の家ね』


『うん、それまでバイトと車校頑張るね』


『おう、俺も勉強頑張るわ』


会えることも嬉しかったが、何より元気にしてるかどうか確認するために電話をかけてきてくれたのが嬉しかった。


私はその日まで、バイトと車校を頑張ろうと思った。

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