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初恋  作者: rein
第3章〜高校3年生〜
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77話「文化祭」

今日は第2のイベントの文化祭。


今日も朝早くに行き、会場の準備を行う。

その後クラスの出し物の準備をして、もう朝からクタクタ。


朝礼を終え、体育館に向かう。


「神崎、これ司会の紙な」


今年は私が進行役を務める。全校生徒の前で話すのは緊張する。



そして、本番。私はマイクを持ち進めていく。


出し物は、主に3年生中心で、ダンスやバンドなど全5組が行う。


無事全てが終わり、


「それではクラスの出し物は11時よりスタートします。この後は解散となりますので、各自準備を行ってください」


みんなと体育館を出て、準備を行う。


3年生は食べ物が売れるので、今から皆焼いたりなど準備をする。


私たちのクラスはたこ焼きだ。


主に男子が焼き、女子が売ることになっている。


私は店番はお昼時の12:00~13:00まで。


その後美鈴達と回る約束をしている。


時間になり、体育館へ行くとたこ焼き待ちの行列が出来ていた。


「怜奈、やばいよ。全然追いつかん!」


「やばいね、人。裏どうなっとるん?」


「男子焼くの下手すぎて遅いげん」


「ちょっと見てくるね」


私はそう言い、外に出るとたこ焼き器はたくさんあるが、全部使いこなせていない様子。


ほとんど1人1台担当しなければいけない形になっているため、焼くのが大変みたいだ。


「ちょっと、1台借りるね」


私はそう言って焼き始めた。


たこ焼きが出来上がるまでどうすることも出来ないため、ただ待っているしかないのだが、その間にお客さんが増え、今の状態になっているらしい。


私は周りを見てみると、皆同じタイミングで焼いていた。


「宮下と山下ちょっと焼くのやめて、沖田と和田はそのまま焼いて」


「え、なんで?」


「ちょっとずらしたら、片方焼いてる間に片方出来上がるじゃん?そしたらあんまり待たせないで出すこと出来るかな?って」


「なるほど、その手があったか」


そうこう言っているうちに私のが焼きあがったので、皿に盛り付け、中へ戻った。


「お待たせ、どれかける?」


丁度戻った時に優大達がいたので話しかけた。


「俺ら全部」


「ok」


そこからは間が空くことなく、次々提供することが出来た。



そして13:00になり、美鈴達が迎えに来た。


「怜奈、行こ」


「うん」


私達はまず、ご飯を食べることにした。


売上のために自分のクラスのたこ焼き、他のクラスの飲み物を買い、椅子に座った。


「怜奈のクラス大繁盛やね」


「うん、さっきまで人やばかったもん」


「怜奈来てからどんどん進んでったよね、早送り映像見とるみたいやった笑」



ご飯を食べ終え、1年生、2年生のクラスを覗いた。


射的や、お化け屋敷、ヨーヨー釣りなどがあった。


私達は後輩がたくさんいるお化け屋敷に行くことにした。


受け付けには夏美ちゃんがいた。


「あ!怜奈先輩達来てくれたんですね!今この中バド部しかいないですよ笑」


「そんなことあるん!?笑」


「時間決める時に部活ごとにしたら?ってなって」


「なるほどね、じゃあ入っていい?」


「どーぞー」


中に入ると真っ暗で何も見えない。


進んでいくと何かに当たった。


「何かしたにあれんけど」


そう思い、ライトを照らすと人だった。


「え、これ全部人やん笑」


私達は踏んだらごめんね〜と言いながら跨いでいく。


最後の出口で扉がバーンと開き、中から海斗くんが出てきた。


「びっくりした〜笑」


「あ、先輩達だったんですね、演技でもなんでもいいんでもっと驚いてくださいよ〜笑い声しか聞こえませんでしたよ笑」


「いや〜夏美ちゃんにこの中バド部しかおらんよって言われて入ったら下に人おりすぎてもう笑うしか無かったもん」


「やっぱ、多かったっすか笑」


「うん、楽しかったよ〜頑張って」


その後も色々周り、終わりの時間になった。


皆体育館に集まり、私はまた司会を務める。



「それでは以上を持ちまして、文化祭終了となります。この後はクラスの片付けなどを行い、終礼後解散してください。」


クラスの片付け、終礼が終わり自転車小屋に向かうともう皆いた。


「早いね」


「うちらもさっき出てきたとこー」


しばらく話していると、


「よぉ」


と、優大に声をかけられた


「お疲れー」


「お疲れ」


「あ、怜奈写真撮ってあげっか?思い出に」


「え、うちはいいけど」


「俺もいいぞ。撮るか?」


「うん」


私は梓に携帯を渡し、写真を撮ってもらった。


その時まだ外に全然人がいなかったため、見られてはいなかったが、その後ずっと梓達がニヤニヤしていた。


「なーに?」


「ラブラブやなーって思って」


「それは梓も一緒やん。ほら、彼氏さん待ってますよ〜」


「はい、帰ります笑」


その後美鈴に帰ろうと言おうとしたら、


「うちは真子と帰るから優大と一緒に帰ったら?」


「え?いいの?」


「いいよ、いいよ」


「ありがと。じゃあ、帰ろ?」


「おう」



今年の文化祭はとても楽しかった。


次の日くらいに売上発表をされたが、私たちのクラスがダントツ1位だった。


思い出が沢山詰まった日になった。

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