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初恋  作者: rein
第3章〜高校3年生〜
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71話「体育祭準備(種目決め)」

来週はいよいよ体育祭!


生徒会室は資料や物でごった返していた。


「今年どうする?去年と競技おなじで行くか?」


「それもありやけど、でもずっと同じことやっとると飽きるよな〜」


「皆にどんな競技あったらいいかアンケート取ってみればいいんじゃない?」


「確かに!それいいな!」


その瞬間みんなが私の方を見た。


「な、なに?」


「その用紙作ってくれ笑」


私はパソコンの授業を取っており、タイピングは大得意。だけど他のみんなはパソコンの授業は取っていても、タイピングは苦手らしくいつも私にそういう作業を押し付けてくる。


「はいはい、分かりました。でも文章はみんなで考えてよね?」


そう言ったのに、誰も考えてくれなかった…


だから私は放課後残り、文章を考えて打ち、印刷をして、次の日持っていった。


「誰も考えてくれんだし作ったわ」


「ありがとうございました。お疲れ様でした」


「こんなんでいい?」


「全然ok!」


「明日全学年7限目LH(クラス活動)やし、そん時これ持って行って書いてもらうってのどうけ?」


「いいと思う!先生どうですか?」


「大丈夫。放課後職員会議の時に言うとくわ。印刷しとけばいいげんな?」


「はい、お願いします」



-次の日-


「体育祭の競技をみんなで考えようと思います。と言っても多数決の形になるんですけど、やりたいこと3つ欄に書いてください。授業終わりに回収しに来ます。」


私達は全クラスにそう言って回った。


「明日から忙しくなるな〜」


「今日から、やな。ギリギリまで残って作業せんと終わらんぞ、これ」


私達は先生の許可を貰い、生徒会室で作業をしていた。


とりあえず、ありそうな競技名をたくさん書き、準備をしておく。じゃないと今日だけで集計が終わらない…

いや、今日は終わらないだろう…



「それでは回収します。競技名はなるべく早く集計して掲示板に貼りだします。」


「頑張れ」


「ありがと」


色んなクラスから頑張れと言われた。何だか嬉しかった。


「さて、始めますか」


私達は総出で作業を開始した。


多かった競技5つを採用し、あとは応援合戦、団リレーを入れることにした。


結果は…


部活対抗リレー

障害物借り人競走

騎馬戦

小綱取り

先生vs生徒リレー


この5つに決定した。ルールは私達で決めることになっている。


「ギリ今日中に終わったな。もうこれ貼っつけるか?」


「んー、ルールも一緒にの方がわかりやすいんじゃない?これは私やっとくよ。あ、今回は皆考えてよね?笑」


「はい、もちろんです」


「じゃあ今日は解散!おつかれした〜」


明日も頑張るぞ!

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