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初恋  作者: rein
第3章〜高校3年生〜
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58話「心当たり」

3日前くらいかな?何だか吐き気が凄い。

頭も痛くて体調が万全じゃない。


最初は風邪かな?って思ってたけど、風邪とは何か違う。


「怜奈最近体調悪そうやね、大丈夫?」


「大丈夫…じゃないかも」


「病院行った方がいいんじゃない?変な病気だったら大変だし…」


「ううん、大丈夫。何となく検討はついてるんだ」


私は2年前。つまり高1の時にこれを経験している。


その時は何が何だか分からなくて、怖かったので病院に行った。


だけど、血液検査をしても結果は分からなかった。


2回行ったけど、医師からは


「原因不明ですね」


こう返されるだけ。私はこの時無性に腹が立ったのを覚えている。


何で医者なのに分かんないの!?って


家に帰り、ネットで色々調べてみた。


すると、出てきた病名が、


『自律神経失調症』


と、いうものだった。


交感神経と副交感神経の2つから成り立つ自律神経機能の失調によると思われる病態で、立ちくらみ、吐き気、頭痛、微熱などの症状があり、イライラや情緒不安定になる。


調べたところによると、病院で調べても気付かれないと書かれていた。


そして治す方法は生活リズムを整えること、ストレスを溜めないことだった。


生活リズムは整えられるが、ストレスは勝手に溜まっていく。発散方法は今まで部活だったけど今は…


私は優大に話そうかと思ったが、まだ続くようなら話そうと思い、この時は話さなかった。


でもその決断は間違っていた…


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