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アーサーの旅立ち2

朝食を食べた後は火の始末をしてから移動を開始した。


「アーサー、今日中に到着するのか?」

「今日の昼過ぎには町に到着するはずだよ」

「宿に泊まるの?」

「あ、金が必要になるよな」


3人で持っているお金を見せ合うと


「僕は銀貨2枚と銅貨10枚」

「俺は銀貨1枚と銅貨15枚」

「僕は銀貨2枚」


前に来た時は宿に泊まったけど金額について聞いてなかった。教会でステータスカードをもらえて浮かれてたんだったアハハッハ


「2人とも宿に泊まるか町で食料を買ってから先に進むかどっちがいいか考えてくれないか」


ベンとマイトは少し考えると


「先に進もうぜ、宿のベッドでも寝るのはいいけど野営の方が楽しいからな」

「ベンと同じ意見だけど、町で昼食だけは食べたいかな」

「町で昼食を食べて食料を買ってから進むで」

「いいぜ」

「うん」


3人は道を歩いているとイノシシが飛び出して来た。


「イノシシか」

「ベン、待ってそいつは魔物だよ」


アーサーはすでに『鑑定』を済ませてエルダートレントの杖を構えた。


「こい、ヒュージボア」

「ブゥもモモモも」


ヒュージボアはアーサーに向かって突進するがアーサーは最小限の動きで突進を躱し、ヒュージボアの身体の側面を杖で突く


「杖術『閃光突き』」


目にも止まらない速さの突きがヒュージボアの身体を貫き、動きが止まった。


「ふぅ〜、マイト 解体出来る?」

「解体なら任せて」


ヒュージボアの解体をマイトに任せて休憩をする。


「アーサー、スゲー、スゲーよ」

「たまたま、真っ直ぐ突進しかして来ない相手だったから倒せただけだよ 人が相手だと上手くいかないよ」


アーサーは模擬戦をしたがミラ、レーヴェに勝ったことがない 怪我をさせないように手加減してしまって負けることが多く、父クライドからは優しいことは良いことだが逆に危ういと怒られたこともあった。


「でもスゲーよ」

「相手が魔物だったからね、人間相手になると勝てないよ」

「アーサーくん、解体終わったけど」

「ありがとう、マイト 肉は食べるために使うとして、残りは冒険者ギルドで売ろう」

「アーサー、冒険者でもないのに売れるのか?」

「買い取りは冒険者よりも手数料が多く取られるけど売ることだけは可能だから 売ったお金で昼食だね」

「なら、マイト 売れるところは全部俺が運ぶ」


ベンは何も出来なかったからせめて荷物持ちだけでもやろうとしてくれた。


「ベンくん、お願い」

「おう」


3人は昼過ぎになんとか町に到着、これから学生になるため町に入るためステータスカードの掲示だけで通行料は払わないで入れた。

この制度は一部の領地だけで他の領地だと通行料はしっかり取られる。

門番の人に冒険者ギルドの場所を聞いておいた。


「あれが冒険者ギルドだな」

「大きい建物だね」

「よし、入ろう」


冒険者ギルドの中は広く、酒場もあるみたいだ


「あの〜」

「どうしたの?冒険者登録ですか?」

「僕たち学校に向かう途中でヒュージボアを倒したので買い取りをお願いしたいのですが」

「それならあっちにあるカウンターが買い取りの受付けだから」

「ありがとうございます。」


アーサーたちは買い取りカウンターへ向かった。






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