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始まり
初めましての投稿となります。楽しんで読んでいただけたら幸いです。
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「ただいまー…」
家に帰るなり、玄関で倒れ込む。堅苦しいスーツもサイズの妙に合っていない革靴も鬱陶しいが、今は脱ぎ捨てる気力すら湧かない。
「おかえりー。 おー、ヘタってんねぇ」
「姉さんいつまで続くのこれ…」
ここ数ヶ月ずっとこの台詞ばかりだ。
光の見えない終わらない道をただひたすらに歩いている。家に帰れば姉がいるが、それすらも揺らいでいる。
そして姉の口は、これもまた何度口にしたか分からない言葉を紡ぐ。
「私の身体がちゃんと戻ってきたらかなぁ」
これは、僕と姉を巻き込んだ、不思議な世界の話。
事の起こりは数ヶ月前に遡る。
ここまで読んで下さりありがとうございます。次から本編に入ります。姉弟の物語、楽しんでいってください。
投稿頻度は週一を予定しております。




