序章
早速投稿が遅くなってしまってすみません~…!!
僕には、少しだけ気になっている人がいる。
「…あ゛?…知らね、お前らで勝手にしとけよ」
少し口が悪くて、そっけなくて、孤独を選んでばかりいる君。
「…」
ほら、今日だってずっとひとりで本を読んでる。
ただ、静かに、集中している様子。
だからこそ、ずっとこう、勝手に思ってしまっていた。
“彼”はひとりが好きなのかもしれない、って。
…けれど、僕は知っている。
「っ…、ぁ…」
そそくさと立ち去ってしまったクラスメイト達の背を、どこか寂しそうな瞳で、じっと真っ直ぐ見つめていること。
「…おや、春千夜くん。今年も君が学年一位でしたか。おめでとうございます、よく頑張りましたね」
「…どーも」
その先生に返す冷たい言葉の裏側にはどこか、嬉しそうな喜びも見え隠れしていること。
心なしか、彼の背でぶんぶんと大きく揺れている。
犬のような尻尾さえ見えてきたような気がする。
…かわいい、なんて思ったり。
「…さっきからなんだよ。人の顔をじろじろと…」
「ん?あぁ、特になにも」
「んだよそれ…。用がないなら見るんじゃねぇ」
「ふふっ…。ごめんね、春千夜くん」
「ったく…」
僕のことを気に掛けてくれたのか、こうやって僕へと声を掛けてくれた君。
そんな色々な一面を抱えている。
優しさを両手いっぱいに抱えていることを、僕は知っている。
そんな君だからこそきっと、こんなに気になってしまうのだろう。
まさかあんな、摩訶不思議で特別な、“君の秘密”を、僕だけが知ってしまうことになるだなんて、思ってもみなかったけれど。
初投稿失礼!!
いっぱい読んでくれると嬉しいです!!!




