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お茶会4

タイトル変更しました!!


「何故って……。ほら、私の容姿ってあれでしょう?」


 (あれって?最&高ってことなら、言われなくても分かるし、そもそも申し訳ないとか言わないよね。

 ってことは、まさかね。いやいや、いくら何でも……)


 よく分かってなさそうなリリアンヌに、イザベルはグッと膝の上の手を握る。


「私って、不細工でしょ!!」

「はぁっ!?嘘でしょ!!どこが不細工なのよ。逆よ、逆!!イザベルほどの美人なんて、どこ探してもいないわよ!!」


 我慢できずにリリアンヌは激しく否定した。感情的になり思わず呼び捨てたが、そのことにイザベルもリリアンヌも気付いていない。



 (ふぉっっ!!怒らせてしもうた。何故じゃ!!

 じゃが、われのことを慰めてくれようとしておる。何と、心根の優しい子じゃ。あれじゃな、これがミーアの言ってたツンデレってやつかの)



 (まさかとは思ったけど、そのまさかなわけ!?どんな美意識してんのよ。

 オカメを美しいとか言ってるしさぁ。


 ……そうかなって思ってたけど、イザベルも転生者確定?しかも、日本……いや、そんなレベルじゃない。もしかして、世界軸が違う?日本ともキミコイとも違う世界……。

 それなら、オカメ信者なのも納得できる。

 だけど、前世の記憶があるって聞くのはどうなんだろ。


 もし、違ったら?

 もし、軽蔑されたら?

 もし、頭がおかしくなったと思われたら?

 もし、私が最低なことを知られたら?)



 もし、もし、もし、もし……。起きてもいない悪い想像が止まらない。リリアンヌは青ざめた顔ですがるような視線を一瞬だけイザベルに向けた。

 だが、イザベルは一瞬を見逃さなかった。そして、その視線の意味をはき違えた。



 (あぁぁ、やはり気を遣わせたのじゃな。ずっと恐ろしく思っておったのかもしれぬ。じゃが、それでもーーー)


 (もし嫌われても、それは私が悪い。何より、ルイスと結婚してもイザベルは幸せになれない気がする。だって、自己肯定感の低さに漬け込んだってことでしょ。最低以外の何でもないじゃん。

 私だけがキミコイを知ってるってことは、私だけがイザベルを助けられる可能性があるかもしれない。だったらーーー)


 

 二人は決意し、相手を真っ直ぐと見たので、視線が交わった。そしてーーー



「リリアンヌさんには、これからもずっと仲良くして欲しいの。私もリリーって呼んでもいいかしら?」

「やっぱり、ルイス殿下とは婚約破棄した方がいいと思うんです!!あの人はちょっとヤバいです」


「「……えっ!?」」



 イザベルとリリアンヌは目を瞬かせた。

 なんと、同時に話したことで、互いが何を言ったのか分からなかったのである。



 少しの沈黙のあと、譲り合い合戦が始まった。


「イザベル様、お先にどうぞ」

「リリアンヌさんこそ」

「いえいえ、どうぞどうぞ」

「リリアンヌさんが先にお話しなさって」

「そんなそんな、どうぞどうぞ」


「「…………じゃあ、お先に(失礼しますわ)」」


 変なところで息がぴったりで、全く先に進まない。


「それでは、じゃんけんで決めましょう」

「じゃんけん?」


 (あっ!!ここはじゃんけんないんだっけ?)


 少し説明すれば、イザベルはすぐに理解してくれたので、じゃんけんをする。


「じゃーんけーん、ぽんっ!!」


「勝った!!」

「負けたわ」


 イザベルが悔しそうに肩を落とす姿が可笑しくて、リリアンヌは笑う。

 それをジトリとイザベルは見た後、笑いながら話し出した。



「私、リリアンヌさんとお友だちになりたいの。リリーと呼んでもいいかしら?」






このあと、じゃんけんが流行りました(笑)



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