連携と発見
どうも最近散歩に出かけた朝廷です。
これで運動不足解消に成れば良いのですが……
それでは連携と発見スタートです。
「ごめんってウィル。笑ったりして悪かったって。だからもうへそ曲げないでよ。」
「僕も謝りますウィルさん。確かにスキルやカスタムだけで笑うのは酷かったです。ごめんなさい。」
そう言いながら二人とも頭を下げる。
二人に笑われた後、俺はそのむしゃくしゃを戦闘に当てた。
相手が遠くにいるときは【巫】で撃ち抜き、それでも撃ち漏らした相手は【体術】で仕留める。
二人とも最初は笑っていたが段々と俺のスタイルがネタでは無く、ガチな事を悟った。
ステータスを見て笑ったのは、それがネタ構築だと思ってだと思うし、悪意は無いのは分かってる。
だから許そう大人の心を持って。
「……別に気にしてない。」
「その声色は気にしてるでしょ絶対。」
まぁそんなこんながありながらも、俺達はどんどんと森の奥に進んでいく。
シュウが敵に突っ込み俺は後ろから撃つ。
残りはアカネが切り刻む。
コンビネーションもくそも無いがこれが一番俺達にはあっていた。
つまりは自分達のやりたいことをやるだけ、全員の戦闘スタイルを見た後に俺達が出した結論だった。
端から見たら杜撰だろう。
だがこれでかなり長い間狩りを続けているし、人数が多いためレベルもだいぶ上がった。
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名前【ウィル】
性別:男
所持金13500G
所属【軍隊】
LV15
HP1500
MP150
STR50(+5)
VIT27
AGI55
DEX70(+5)
INT20
LUK30
SP0
【スキル】
【採取】LV4【射撃】LV17【体術】LV19【衝撃耐性】LV6【DEX強化】LV20【体術の心得】LV18【STR強化】LV14
【称号】
【隊員番号No0003 ウィル】
【装備】
右手:無し
左手:無し
頭:ランク1用軍帽
腕:ランク1用手袋
胴:ランク1用軍服(上)
腰:ランク1用軍服(下)
足:ランク1用軍靴
アクセサリー:眼鏡
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今回は欲しいスキルも無かったので、SPは全部ステータスに振った。
他の二人に聞くと、スキルもそこそこにとってるらしい。
何でも「高いスキルとったら全然足りない。」との事だ。
SP消費が高いスキルも気になると言えば気になるが、今のところ俺の戦闘スタイルに合うようなスキルが見つかっていないため手を出してない。
「かなり来たね~。」
「そうですね……一旦引きますか?二人とも時間は?」
「私はまだまだ大丈夫だけど……」
俺もその言葉に頷く。
「僕もまだ時間はあるので、もう少し続けますか。」
ふむ。それにしてもこの森はかなり深いな。ってん?
俺は足下に変な感触を覚える。
この地面土にしたら固くないか?
「どうしたんですか?ウィルさん?」
「ん?この地面が気になるの?よし!それなら……」
そう言い、アカネは【暁】を振り上げ床に向かって振り下ろす。
どうやら【剣術】のアーツを使っているのか【暁】が光ってる。
「【パワースラッシュ】!」
一閃
「うわー思いっきり行きましたねアカネさん。」
「うん。アーツって初めて使ったけど中々良いじゃん、侮ってたよ……ってこれは」
その切った地面の先にあったのは階段。
アカネが斬ったのはどうやら地下に続く扉のようで、その残骸が奥の方に転がっている。
その階段はファンタジー世界には似合わない近未来的なものだが、その壁に蔦や苔が生え散らかっており何処と無く悲しみを覚える。
やべぇ超ワクワクする!
「やったー!遺跡だよ遺跡!ね入ろうよ今すぐ!ね!ね!」
「ちょっと落ち着いてください、アカネさん!ほらウィルさんもなんとか言って……って勝手に入ろうとしない!」
「あっウィルずるい!私も!」
「…………ダァァァもう!何かあったらウィルさんの責任ですからね!」
さぁ探検の始まりだ!
中は電気等が全く通っていないのか壊れているのか、天井部についてる明かりと思われる物はついていないためとても暗く、明かりとなりそうな物が全然無い。
そう思ったらアカネがインベントリからライトを取り出した。
何でもこう言うことがあっても良いようにいっぱい買ってきたとの事で俺たちにも渡してくれた。
そこから俺達は色々な部屋を見て回って行った。
大体の部屋は横に自動で開くタイプのドアがひしゃげていたり、経年劣化かボロボロになっていたが、まだ残ってる豪華な扉は鍵がかかっているのか開かなかった。
最初は資料室かなにかで資料がまとめられたファイルとパソコンと思われる装置が置いてあった。
ファイルの中身は経年劣化とそもそも見たこともない字のため読めず、パソコンは全然操作が出来なかった。
一応ファイルだけは回収していった。
次の部屋は食堂と思われる施設だったがここも全くなにもない。
食料も長い時間をかけて土に戻ったのか、何一つとして残ってなかった。
他の部屋は個人部屋なのか、同じような部屋が何個も続いていた。
流石にこれをまとまって探すのは非効率的過ぎるため個人に別れて探していった。
するとアカネがカードキーの様な物を発見する。
それを持って鍵のかかってる部屋を回ったがほぼ外れで、最後に一番大きな扉が残った。
でもこれってさ……
「ボスだよね。」
「えぇそうですね。多分というか絶対。」
俺はその言葉に同意するように頷く。
「でもまぁここまで来て行かないという手も無いでしょ!」
そう言いアカネは手にあるカードキーを脇の装置にかざす。
するとガコンという音がして扉が開いて行く。
俺達は顔を見合わせてニヤリと笑ったあとその扉の中に入っていった。
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